チェアリングは、椅子・チェアさえあれば気軽に楽しめる初心者におすすめのアウトドアアクティビティです。しかも、森林浴や登山、釣り、キャンプ、バーベキューなど、ほかのアウトドアアクティビティに取り入れることもできます。ただ、「どこでもできる」「気軽にできる」といっても、どんなチェアリングスポットがおすすめなのか、どんなアウトドアツールを組み合わせれば良いのか、悩んでいる人もいると思います。今回は、チェアリングのお供に最適な椅子・チェアとアウトドアツール(テーブル、焚き火台、シェード、自転車など)の選び方とおすすめツールについて、おすすめのチェアリングスポットもあわせて解説します。
- チェアリングの魅力とメリット|最大限楽しむコツと必要なマナー
- チェアリングで使う椅子・チェアの選び方のポイント|おすすめのブランドも紹介
- チェアリングで使えるアウトドアツール|おすすめの組み合わせ
- おすすめのチェアリングスポット|ロケーション別に魅力を紹介
- おわりに:目的・好み・できることにあわせてツール・スポットを選ぶのが、チェアリングを最大限楽しむコツ
チェアリングの魅力とメリット|最大限楽しむコツと必要なマナー
チェアリングとは、折りたたみできる自分の好きなイス・チェアを持って好きな場所へ移動し、読書やコーヒーなど好きなことを楽しみながらくつろぐことです。「アウトドアには興味があるけど、泊まりのキャンプなど本格的なアウトドアレジャーに挑戦するのは不安」という人でも、チェアリングであれば手軽にアウトドアの魅力を楽しむことができます。
チェアリングには以下のようなメリット・魅力があり、最近はアウトドアメーカーのSNSやブログ、専門誌などでも紹介されることが多く、チェアリングにおすすめのイス・チェアを販売するメーカー・ショップも増えてきました。
- チェアリングの魅力とメリット
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- 折りたたみできるアウトドア用のイス・チェアさえあればOK。低価格で気軽に始められる
- イス・チェア・アウトドアツールにこだわりたい人は、とことんこだわりを追求できる
- アウトドアスキルや体力がない人、シニア・プレシニアの人でもOK
- 自転車や徒歩(公共交通機関)でも気軽に移動できるので、車がなくてもOK
- 近所の公園、森林、山、海岸、河川敷など身近な場所で楽しめる。自宅のベランダでもOK
- 紫外線対策やスキンケア対策もしやすいので、アウトドアでありがちな肌トラブル(日焼けや肌荒れなど)も起こりにくい
- 楽しみ方が自由自在。「何もしない」のもOK
チェアリングは「自分の好きな場所で」「好きなツールを使い」「好きなことをする」ことが楽しむためのポイントになりますが、最大限楽しむためにおすすめのコツと楽しむために必要になるマナーがあります
チェアリングを楽しむコツ
チェアリングには特別な定義はありません。椅子・チェアに座りながら、以下のように「気楽に」「自分らしく」「リラックスして」楽しむことが、チェアリングを最大限楽しむコツになります。
お気に入りの椅子・チェアを見つける
自分の体や体質、好みにあうこだわりの椅子・チェア・ツール・チェアリングスポットを見つけることも、チェアリングを楽しむコツであり、大きな魅力・メリットのひとつです。また、時間の許す限りのんびり過ごせるようにするため、腰痛や首の痛みが出にくい椅子・チェアを選びましょう。
自分のお気に入りの「組み合わせ」を見つける
チェアリングをするときは、「コーヒーを飲みながら」「読書をしながら」「音楽を聞きながら」「焚き火を眺めながら」「サイクリングを楽しみながら」「森林浴や登山を楽しみながら」など、自分がリラックスして楽しめる「お気に入りの過ごし方の組み合わせ」を見つけることがおすすめです。お気に入りの過ごし方の組み合わせを見つけられると、自分にあうアウトドアツールもわかってくると思います。
お気に入りのツール・道具を見つける
チェアリングと一緒に楽しむ組み合わせを見つけたら、必要なアウトドアツールや道具も探しましょう。コーヒーを淹れて楽しみたいならコーヒーサーバーやドリッパー・ハンドミル・ストーブや焚き火台、読書を楽しむならタープやシェード、焚き火やグルメを楽しむなら、直火で使えるストーブやクッカーといった感じで探しましょう。持ち運びしやすいものが良いですが、長く使うにはデザインも大切になってきます。
お気に入りのチェアリングスポットを見つける
チェアリングは、椅子やチェアが置ける場所であれば、基本的にどこでも楽しめます。ウェル旅的には、せっかくなら、海・川・森などの自然豊かな場所で過ごしてもらいたいと思っていますが、「お気に入りのカフェの近くの公園」「高層ビルの屋上庭園」「駅前の広場」などの都市型チェアリングも魅力的です。お出かけする時間がない人は、ベランダで行うベランピングと一緒に楽しんでもいいでしょう。
天候や気温の変化に備える
アウトドアでは、急に寒くなったり、雨が降ってきたりと、天候によるトラブルがつきまといます。ゴアテックスなどの防水性の高いレインウェアや脱ぎ着しやすいアウトドアジャケットを常備し、インナーの重ね着等の工夫もすることをおすすめします。また、チェアリングもアウトドアになるので、お肌のトラブル対策も必要です。タープ・シェードで日陰を作る、日焼け止めを塗るなどの紫外線対策、風で水分を奪われ乾燥したお肌や紫外線・日焼けのダメージで傷ついたお肌のスキンケアも忘れないようにしてください。また、乾燥肌・敏感肌で肌トラブルが起こりやすい人は、お肌にやさしい洗濯洗剤と柔軟剤を使いましょう。
チェアリングに必要なマナー
チェアリングに限らず、アウトドアでは守らなければいけないマナー・ルールがあります。チェアリングのメリットである「気楽に手軽に楽しめる」という点は、マナー・ルールが曖昧になったり、軽視されやすくなったりするデメリットにつながる可能性があります。以下をはじめ、マナー・ルールを必ず守りましょう。
設置のマナー
チェアリングをするうえで最も基本的なマナーになりますが、椅子やチェアを設置しても良いか必ず確認しましょう。例えば、公園の芝生などのなかには、椅子・チェアを設置すると芝が枯れてしまう原因になるため、禁止しているところもあります。通行を妨げる原因になりそうなところに関しては、ルールに定められていなくても、椅子・チェアを設置しないようにしましょう。森林・河川・海なども自然保護や安全の面から立ち入り禁止されているところもありますので、必ず確認するようにしてください。
焚き火・ストーブのマナー
安全面などの理由で、火を使ってはいけないキャンプ施設も多いです。また、ガスバーナーコンロなどはOKでも、焚き火などの直火は使用禁止というところも少なくありません。山・森林・海岸・河川敷・自然公園なども同様です。最近はキャンプブームということもあり、火のルールを明記しているところも増えてきました。明記していない場合は、必ず管理事務所などに確認してから使用しましょう。また、防火対策なども忘れないようにしてください。なお、ベランダに関しては火気厳禁のところが多いです。ベランピングをするときは、十分に注意してください。
駐輪・駐車のマナー
チェアリング×サイクリング、チェアリング×ツーリング、チェアリング×ドライブのアウトドアアクティビティの組み合わせは相性が良く、試したみたい・すでに楽しんでいるという人も多いと思います。多くの人は駐輪場や駐車場など、決められた場所に駐輪・駐車していると思いますが、無断駐輪・無断駐車のトラブルも多く発生しています。自転車・バイク・車は必ず決められたスペースに停めましょう。進入禁止の場所には、絶対に乗り入れないようにしてください。
飲食・飲酒のマナー
どのような施設にも、飲食・飲酒のマナー・ルールが定められています。飲食禁止の場所で食べない・飲まないことはもちろんですが、持ち込みのマナー・ルールが定められている場合も、必ず守りましょう。飲酒については時間帯などの制限を設けていることもありますので、必ず確認するようにしてください。
専有時間のマナー
人が多く集まる場所では、長時間占有するのは止めましょう。混み合ってきたら、次の人に場所を譲る心遣いが大切です。ただし、後から来た人が理由もなく場所を譲るように急かすことはいけません。譲り合いの精神を忘れずに、マナー・ルールを守りながら、お互いを気遣うように心がけてください。
音のマナー
チェアリングではのんびり過ごすことが多いので、大きな音を出したり、大勢で騒いだりすることはあまりないと思いますが、お酒が入って気が大きくなると、声や態度も大きくなりやすいので注意が必要です。チェアリングをするときも、節度を守って楽しむことが大切です。
チェアリングで使う椅子・チェアの選び方のポイント|おすすめのブランドも紹介
チェアリングで使う椅子・チェアは、背もたれがあり、軽量で折りたたみ可能なものがおすすめです。チェアリングのメリットはのんびりすることにあるので、長時間リラックスできる背もたれ付きで、座り心地が良い椅子・チェアを選ぶようにしてください。実際に座って試せない場合は、座ったときの安定感・座面の沈み込み、背もたれの角度ややわらかさ、強度などを口コミやレビューでチェックしましょう。ボトルホルダー・カップホルダーや座面の下の収納棚の有無も確認しておくことをおすすめします。
最近は低コストでも良いものが増えていますので、価格だけで選ばないほうが良いと思います。また、使うときだけでなく収納時のサイズもチェックしておくようにしましょう。
コールマン|アウトドアツールの代名詞とも言える老舗ブランド
コールマンの椅子・チェアは、多くのアウトドアショップが取り扱っています。ネット展開もしているので購入しやすく、低価格でありながら軽量で強度も申し分ないことがメリットです。常に新製品が出ているので、色々と試して欲しいですが、以下の椅子・チェアは、初心者の人にもおすすめです。
リゾートチェア|コールマン
- 組み立てやすく、価格も手頃で初心者も使いやすい
- 収納ポケットやドリンクホルダーなど機能面も充実
- アームレストがあり座り心地も良いので、長時間のチェアリングにもおすすめ
- デザインがシンプルであわせやすく、カラーバリエーションも豊富
- 重さが約3.1kg、サイズ感も若干大きいが許容内
ヒーリングチェア|コールマン
- ハンモックのように体を包み込むような座り心地が魅力
- フレームを広げるだけで座れるので使いやすい
- 安定感がありリラックスしやすい
- カラーやデザインのバリエーションが豊富
- 重さ約2.5kg、収納時のサイズもそこそこだが、許容内
ファンチェア|コールマン
- 座り心地、サイズ感、軽さのバランスが良い
- 安定した座り心地が魅力
- 適度なコンパクト感のため、シーンを選ばず使いやすい
- 折りたたみ、設置が楽なので初心者も使いやすい
- デザインが豊富で、ユニークで可愛らしいデザインもある
ヘリノックス|軽量小型で頑丈。ファン多し
ヘリノックスは、韓国のテントポール製造メーカーDACによるアウトドアブランドです。日本ではモンベルが正規代理店として取り扱っています。モンベルのショップで展示されているのを見たことがある人も多いと思います。ヘリノックスの椅子・チェアは、軽量小型で頑丈なのがメリットです。チェアリング用としては、ヘリノックスの代名詞である「チェアワン」をはじめ、以下がおすすめです。
チェアワン|ヘリノックス
- 本体の重さが約890gと軽量。収納サイズも比較的コンパクト
- ハンモックのようなゆらゆら感のある座り心地がリラックスできると評判
- おしりを包み込むような安定感のある座り心地も魅力
- 丈夫で耐久性もあるので長持ちする
- 価格は若干高いが安心感がある
サバンナチェア|ヘリノックス
- ハイバックでアームレストになるシートもあるのでリラックスしやすい
- 約1,80kgとハイバックのチェアとしては比較的軽量
- 収納サイズもハイバックにしては比較的コンパクト
- ドリンクホルダーとヘッドレストが標準装備な点も魅力
- テレワークや普段使い用の椅子にも使える
ビーチチェア|ヘリノックス
- 安定感があるハイバックが座り心地が良く、リラックスしやすい
- ローチェアということもあり、ハイバックタイプにしては重さも軽く収納サイズもコンパクト
- 接地面が広いので、砂地などでも沈み込みにくい
- 子どもなど慎重が低い人も使いやすい
- ドリンクホルダーがあり、ヘッドレストにスタッフバックを装着すれば枕にもなる
キャプテンスタッグ|低コスト、使いやすさ、バラエティの豊富さが魅力
キャプテンスタッグは、ネットショップでも目にすることが多いアウトドアブランドです。自転車などを購入した経験がある人もいると思います。家庭用品・キッチン用品などを扱っているパール金属が展開するブランドということもあってか、低コストながら使い勝手が良く、カラーバリエーションが豊富なところが魅力です。椅子・チェアの種類も多く、おすすめもたくさんあるのですが、以下の椅子・チェアは口コミなどの評判も良く、おすすめです。
棚モック付きラウンジチェア|キャプテンスタッグ
- 日本チェアリング協会が推奨するアウトドア用チェア
- 折りたたみ椅子ながら、重厚で安定感のある座り心地が魅力
- バッグも収納可能な棚モックが便利
- 背面に収納ポケット、アームレストにドリンクホルダーを標準装備
- 重さが約2.3kg、サイズもそこそこあるが許容内
トレッカー ザ ライトチェア|キャプテンスタッグ
- 軽量、コンパクトながら安定感のある座り心地が魅力
- 耐久性が高く、価格も高品質なもののなかでは比較的リーズナブル
- デザインがシンプルであわせやすい
- メッシュ素材で通気性が抜群
- 初回の組み立ては少し時間がかかるが、馴染んでくるので問題ない
ロースタイルコンフォートチェア(リクライニング付)|キャプテンスタッグ
- 安定性と座り心地が抜群
- 3段階リクライニングでリラックスしやすい
- 座面が高いタイプ(ウルトラハイバックチェア リクライニング付)もある
- テレワークや普段使い用の椅子にも使える
- 重さが約5.0kgと若干重めだが、使い分ければ問題ない
DOD|低価格と高機能の両立が魅力の個性派ブランド
DODは、ビーズ株式会社を母体としたアウトドアブランドです。「普通のモノは作らない」「お店には(ほとんど)置かない」「広告はしない」「自分たちで全部やる」をモットーに、カマボコテントやタケノコテント、キノコテントといった個性的な商品を展開しています。アウトドア用の椅子・チェアでも、以下のような「スゴイッス」「ヤバイッス」といったダジャレネーミングの商品を出していますが、ユニークな名前ながら使用感も良く、「りらっくすできる」「使いやすい」と口コミなどでも評価が高いです。
スゴイッス|DOD
- 高さと角度調整が可能。組み合わせで10スタイルまでアレンジOK
- 布地でテンションをかけるタイプのチェアではないため、組み立てがしやすい
- ひろくゆったりした座り心地が魅力で、収納ポケットが豊富なことも魅力的
- 火の粉に強いコットン素材を使用。焚き火のときも使いやすい
- 重さ約2.3kg、収納サイズもコンパクトではないが、専用バッグが収納しやすく使いやすい
スワルスエックス|DOD
- ハンモックのような包み込まれる座り心地を実現
- ハイバックのため、座り心地が良くリラックスしやすい
- ハイバックながら1.8kgの重さ、2Lのペットボトルサイズに収納可能
- 運びやすく、安定感があり、組み立ても簡単。
- フレーム部分にX型の新構造を採用することで安定性を向上。スリップ防止機能もある
ローローバーチェア|DOD
- 人気のローバーチェアをロースタイルに最適化したアウトドアチェア
- ロースタイルにすることで、安定性がさらに向上
- 丈夫な帆布生地を二重構造にすることで、高い耐久性を実現
- 帆布は簡単に取り外せるので、DIYが趣味な人にもおすすめ
- 折りたたみ椅子タイプなので組み立ての必要なし。重さを約2.1kgまでに抑えているので運びやすい
ロゴス|ニッチなニーズへの対応力とバラエティの豊富さが評判
ロゴスの前身は水産業や建設業の作業着を扱う会社でしたが、ロゴスの商標をつけたゴムボートがキャンプブームの影響で大ヒットし、会社名・ブランド名をロゴスに変更し、アパレル展開もしています。使いやすいので初心者にもおすすめですし、あぐらチェアや難燃BRIKを使用した焚き火チェアなど、ニッチな目的で選びたい人にもおすすめです。
LOGOS Life あぐらチェア(カラフルロゴス)|ロゴス
- あぐらが組めるほど広い座面のローチェアで、リラックスしやすい
- ゆったりと深く座れ、アームレストもあるのでのんびりできる
- おしゃれなカラー・デザインながら、あぐらチェアのなかでは比較的安い
- 接地面が地形にあわせて可動するため、安定感が良い
- 重さが約3kg、収納サイズもコンパクトではないが折りたたみやすく専用バッグが使いやすい
ゆらゆらハンモックチェア|ロゴス
- ハンモックのように座ったり寝たりできるので、リラックスしやすい
- ベルトで背もたれをリクライニング可能。椅子・チェアにもハンモックにもできる
- 枕やドリンクホルダーなど機能面も充実
- 耐久性が高いので普段使いにも便利
- 重さは約5.2kgあり、収納サイズもそこそこあるが、専用バッグを使えば運びやすい
ハイバックTAKIBIチェア|ロゴス
- 飛び火しても燃え広がらない難燃性生地のアウトドアチェア。焚き火でも使いやすい
- 折りたたみ式で組み立ての必要がなく、収納・設置が簡単
- ほどよい張りの座面が心地よく、ハイバックのため長時間座っても疲れにくい
- 耐久性が高く、テレワークや普段使いにもおすすめ
- 重さ約2.5kgと折りたたみ椅子タイプのチェアとしてはかなり軽量。運びやすい
チェアリングで使えるアウトドアツール|おすすめの組み合わせ
チェア×アウトドアテーブルの組み合わせ
チェアリングのお供の組み合わせにおすすめなアウトドアツールとしては、まずアウトドアテーブルが挙げられます。椅子・チェアの側にテーブルを設置してコーヒーやお茶を楽しむのも良いですし、ランタンやキャンドルの明かりを楽しむのも魅力的です。火が使える場所なら、料理や食事の楽しみも倍増しますね。チェアリングに使うアウトドアテーブルは、持ち運びしやすい、軽量で折りたたみできるものがおすすめです。
- チェアリングにおすすめのアウトドアテーブルの例
チェア×自転車の組み合わせ
チェアリングに使うアウトドア用の椅子・チェアは、ウォーキングやサイクリングしながら持ち運べるくらい、かなり小型で軽量なものもあります。そういう意味では、自転車はチェアリングのお供にかなりおすすめの組み合わせです。本格的なロードバイクやマウンテンバイクも良いですが、最近は折りたたみのミニベロタイプの自転車もかなり豊富に流通しています。折りたたみのミニベロタイプでも、本格的なスポーツタイプのものは、速度も出るのでかなり満足度が高い走りができると思います。
- チェアリングにおすすめの自転車の例
チェア×タープの組み合わせ
チェアリングでのんびりした時間を過ごすには、タープで紫外線や雨から身を守ることをおすすめします。また、タープは風よけにもなるので、冷えや乾燥から守る目的にもおすすめです。ソロキャンプの流行もあってか、最近はミニタープや軽量タープも増えてきました。おしゃれで使いやすいものも多いので、お好みのものを選んでみてください。
- チェアリングにおすすめのタープの例
チェア×コーヒーメーカー(ミル)の組み合わせ
チェアリングはもちろん、キャンプでもバーベキューでも、登山でも森林浴でも、アウトドアの休憩時間にこだわりのコーヒーを飲むのは、コーヒー好きにとって最高の癒やし時間になります。コーヒーの香りを最大限楽しむには、きちんとミルで挽き、ドリップして淹れたいものです。持ち運びしやすいハンドミルやドリッパー(コーヒーメーカー)があれば、手軽にコーヒータイムを楽しめます。アウトドアブランドとコーヒーブランドがコラボ開発した商品もあるので、興味がある人はぜひ試してみてください。
- チェアリングにおすすめのコーヒーメーカー(ミル)の例
チェア×焚き火台の組み合わせ
火を使える場所であれば、チェアリングするときに焚き火も一緒に楽しんで欲しいです。焚き火は、ただ眺めるだけでも癒やされますし、ケトルやクッカーを使って料理もできます。地元で穫れたり、養殖されたりしているお魚を焼いてもいいですし、お肉を焼いてステーキを作ったり、カレーやうどんなどを作ってもいいですね。ポケットサイズの焚き火台もありますので、チェアリングのお供を探すときに困ることはないと思います。直火に向いているもの、固形燃料を使いやすいもの、軽量化や小型化に特化ものなど、目的やお好みで選んでみてください。
- チェアリングにおすすめの焚き火台の例
チェア×ケトル・クッカーの組み合わせ
チェアリングで火を使えるときは、ケトル・クッカーが活躍することも多いです。最近のアウトドア用のケトル・クッカーセットは、高品質で軽量なものが多く、特定の目的に特化したものあるので、選ぶのも楽しいと思います。ケトル・クッカーセットの中から、その日楽しみたいことにあわせてチョイスして持ち出しても良いですし、ひとつずつ買いそろえるのも楽しいです。
- チェアリングにおすすめのケトル・クッカーの例
おすすめのチェアリングスポット|ロケーション別に魅力を紹介
チェアリングはどこでも楽しめますが、やはり自然のなかに身をおいて、のんびり過ごすのがおすすめです。それぞれの魅力とおすすめのチェアリングスポットの例を、ロケーション別に紹介しています。
海・海岸
海・海岸でのチェアリングでは、潮の香りや海に沈む夕日の景観を楽しめることが大きな魅力です。波の音を聞いているだけでも癒やされますし、火が使えるところであれば、釣りたての魚を焼いたりするのも良いかもしれません。海・海岸は、場所や時間によって大きく表情をかえていく魅力があるので、何度訪れても飽きが来ないという魅力もあります。
- 海・海岸のチェアリングスポットの例
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- 大須賀海岸|青森
- 西海岸公園サイクリングロード|新潟
- 幕張の浜 海浜幕張公園|千葉
- 由比ヶ浜|神奈川
- 白谷海浜公園|愛知
- キワ・ラ・ビーチ|山口
- 天草エリア|熊本
- 豊崎海浜公園 オリオンECO美らSUNビーチ|沖縄
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山・森林
森林浴は最高の癒やしのひとつであり、登山やトレッキングはチェアリングとも相性が良いです。そういった意味では、山・森林は、とくにおすすめのチェアリングスポットと言っても良いでしょう。木々のせせらぎや鳥のさえずりに包まれながら、のんびりとコーヒーや読書を楽しめます。川や湖のある山・森林であれば、魅力はさらに倍増します。身近な場所から泊まりで遠出を楽しめる場所まで、さまざまなスポットを選びやすいという魅力もあります。
- 山・森林のチェアリングスポットの例
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川・湖
川・湖は、整備されている河川敷や湖畔があるところも多く、チェアリングがしやすいおすすめスポットです。川であれば上流から下流まで表情が違いますし、同じ湖であっても場所によって景観が違ってきます。火や飲食のマナーにとくに注意が必要な傾向がありますが、公共交通機関が整っているところも多いので、初心者の人は、まず川・湖のチェアリングから始めてみることおすすめします。
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公園
自然をたっぷり楽しみたいときは森林公園や自然公園、手軽にのんびりしたいときは近所の公園といった感じで、状況にあわせてチェアリングを楽しみやすいのが、公園のメリットです。カフェやコーヒーショップ、レストラン、自動販売機などを利用しやすいというメリットもあります。芝生や植え込みがある場所、人通りが多い場所など、チェアリングが禁止されているエリアを設けている公園もあるので注意しましょう。
- 公園のチェアリングスポットの例
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都市(自宅のベランダラや庭、駅前広場、商店街など)
チェアリングは、椅子・チェアが置けるところであれば、どこでもできます。なんなら、椅子が設置してある場所やレンタルできる場所でも可能です。都市部では、椅子が設置してある屋上ガーデンやチェアがレンタルできる場所もあるので、自然が豊富な場所に移動できない場合は都市でのチェアリングもおすすめです。ただし、都市部は椅子・チェアを気軽に置けない場所も多いです。マナー・ルールには十分注意してください。
- 都市部のチェアリングスポットの例
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- 屋上
- ベランダ
- 駅前広場
- 商店街
- イベントスペース
おわりに:目的・好み・できることにあわせてツール・スポットを選ぶのが、チェアリングを最大限楽しむコツ
マナー・ルールを守り、紫外線・雨・寒さ・乾燥などから体を守る必要がありますが、そこさえ押さえておけば、チェアリングは自分の好きなように楽しめます。まずは近場や慣れているチェアリングスポットから始めて、少しずつ難易度を高めていきましょう。アウトドアツールは、サイズが小さく軽量化されたものを選ぶのがおすすめですが、自分が好きなものであれば多少重かったり大きかったりしてもかまいません。自分の気分が上がる、リラックスできるツールをそろえることで、チェアリングの時間も充実します。いろいろと試しながら自分だけのチェアリングスポット・チェアリングツールを見つけていきましょう。
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