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農業体験のメリットと選ぶときに気をつけることは?

体験・アクティビティ
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近年、都市に住む人から農業体験が注目されていることをご存知でしょうか。一部では、農業体験のツアーが組まれるほど、人気を集めています。

今回は農業体験を通してどんな経験ができるのか、あなたにあった体験内容の選び方や、体験から得られるメリットと合わせ理解していきましょう。

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農業体験にはどんなメリットがあるの?

農業体験をすることで得られるメリットとしては、以下4つが挙げられるでしょう。

農業について、具体的に知る機会となる

都会に暮らす人にとって、農業に勤しむ人の仕事の流れや、具体的な生活リズムは想像しにくいのではないでしょうか。

農業体験では、誰かから見聞きするだけでなく自らの記憶・体験として、農業を具体的に理解する貴重な機会となります。

農業を営む人、地域について知る機会となる

普段食べている野菜や肉、魚、米などを、どんな人がどのように作っているのか。
どんな地域で育った食べ物を口にしているのか、スーパーで食材を購入するだけでは、知ることができませんよね。

農業体験では実際に栽培・収穫されている地域に赴き、生産者と対話することができるので、農業に携わる土地や人についても知ることができます。

普段とは違う仕事や人間関係を通し、自分を見つめなおせる

体験中は、普段の生活とは違った環境に身を置きます。仕事をしながらその土地の生活リズム、文化に即した生活を送ることになるのです。

規則正しい生活をし、初対面の人とたくさん話していると、自分自身の価値観や人間性を見つめなおすきっかけになることも。

自然への畏怖や、先人の知恵を知る機会となる

農業や漁業、畜産業では、常に自然を相手に仕事をします。このため、都市部で暮らしていると忘れがちな自然の偉大さや、先人の知恵を改めて知ることができます。

このように農業体験は、子どもにとっては食育や将来の選択肢を増やす役割を果たし、大人にとっては現在の自分と将来像を考えるための貴重な機会となるのです。

地域で体験できる農業体験の種類って?

地方の農村、漁村、山村地域で体験できる農業体験には、大きく以下6種類があります。

農作業体験
  • 田植えや稲刈り、野菜・花・ハーブの植え付けと収穫
  • 枝の選定や摘果など果樹園の整備、果物の収穫
  • 家畜の餌やり、小屋の掃除、乳しぼり  など
漁業体験
  • 地引網、かご網、刺し網、釣りなどによる漁獲体験
  • 干物づくり  など
農産物加工体験
  • 収穫した野菜や肉、魚などを別の食品に加工し販売できる状態にする
    例)ジャム、味噌、豆腐、こんにゃく、ソーセージ、かまぼこ、バター、ヨーグルト など
林業体験
  • 下草切り、枝打ち、植林、植樹、しいたけの駒打ちなど山林の手入れ
  • 山林に自生する、または山林を使って育てている山菜やキノコの収穫
生活文化体験
  • その地域で昔から作られてきた道具や、生活必需品などを作る
    例)稲わらを使った草履、藁の加工品、染物、和紙作り、炭焼き、陶芸 など
  • その地域だけに受け継がれてきた、伝統的な芸能の鑑賞
レジャー体験
  • 農業や漁業、生活などから離れて、広大な自然でレジャーを楽しむ
    例)カヌー、ダイビング、釣り、乗馬、森林散策、野鳥観察、星空観察 など

農業体験は目的別で選ぶポイントが違う?

何を目的に農業体験に参加するのかによって、選ぶべき体験内容は大きく変わってきます。

例えば、子どもの食育やレジャーとして農業体験をしたい場合。
旅行会社や各地域の自治体が、観光の一環として提供している農業体験ツアーや、レジャーのプランを利用するのがおすすめです。

将来的な地方移住、就農を考えていて「とりあえず農業の実際と地域を知りたい」なら、各地域が行っている農業体験会に申し込んでみましょう。

総務省が行うふるさとワーキングホリデーに参加し、賃金をもらいながら、2週間~1か月体験就労するのもおすすめです。

就農の意思が固まっていて、就農先・移住先を探している段階なら、インターンシップやアルバイトとして実際に農家で働いてみると良いでしょう。

おわりに:農業体験は、未知の生活・知識に触れる貴重な機会。自分の目的に合った体験内容を選ぼう

都市部を抜け出し、農村や漁村、山村で農業やレジャーを体験できるプランのことを農業体験と言います。子どもの食育、地方移住や就農を考える人が地域の暮らし・仕事を知る機会として、近年注目を集めています。観光ツアーから、リアルな就農を見据えたものまで、その目的も内容もさまざまです。子どもからシニア・プレシニアの人までおすすめなので、参加する目的や得たい経験を明確にしたうえで、体験プランを選んで参加しましょう。

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