仙台・秋保温泉日帰り入浴の楽しみ方!自然散策や森林浴、ランチとセットでリフレッシュ

おすすめTrip
この記事は約9分で読めます。

温泉旅館と言えば、かつては宿泊して利用するのが一般的でしたが、近年では宿自慢の温泉入浴と食事を日帰りで楽しめる施設も増えてきています。そこで今回は宮城県は仙台、秋保(あきう)温泉より、温泉入浴と食事、観光まで楽しめる日帰り入浴プランを提供する宿を紹介します。

仙台の奥座敷にして奥州三大名湯「秋保温泉」の魅力って?

宮城県の鳴子温泉、福島県の飯坂温泉とならび奥羽三大名湯のひとつに数えられる秋保温泉は、仙台市内から車で30分ほどの場所にある温泉街です。塩化物泉、単純温泉、硫酸塩泉と、それぞれ以下の効能を持つ3種類の温泉を楽しめます。

泉質・効能

塩化物泉
食塩が多く海水に似た泉質で、高い保温効果がある
関節痛、捻挫、冷え、慢性婦人病、病後回復期
単純温泉
無味無臭、無色透明で体への刺激が少ない泉質
疲労回復、神経痛、動脈硬化、高血圧
硫酸塩泉
カルシウムを含む石膏戦、ナトリウムを含む芒硝泉(ぼうしょうせん)、マグネシウムを含む正苦泉(くみせん)に大別される泉質
リウマチ、切り傷、やけど、高血圧、動脈効果、外傷

市街地からアクセスの良い仙台の奥座敷として知られる秋保温泉は、観光地としても非常に魅力的です。名取川や秋保大滝など景勝地での散策、工芸家・作家作品の常設展示、また作家たちの工房にて行われる体験プログラムなど、温泉以外にも、子どもから高齢者まで幅広い世代で楽しめる観光スポットが多数存在しています。

▼ 宮城県秋保 秋保温泉旅館組合

奥州秋保温泉 蘭亭:自家源泉の畳風呂大浴場ならお部屋でリラックス!

秋保温泉がどんなところかわかったところで、以下からは、秋保温泉で日帰り入浴を楽しめるおすすめの宿を4つ紹介していきます。まず紹介するのは、自家源泉の単純泉を楽しめる「奥州秋保温泉 蘭亭」です。

蘭亭の入浴施設は、床一面に畳を敷き詰めたユニークな大浴場。男湯・女湯それぞれに1つずつ用意された畳敷きの大浴場は「滑らず安全」と好評で、足腰の弱い高齢者や小さな子どもでも、安心して温泉入浴を楽しめます。もちろん日帰り入浴も可能で、利用可能時間と料金はそれぞれ以下の通りです。

立ち寄り湯の利用について

  • 料金は大人900円、中学生830円、小学生500円
  • 利用可能時間は11~17時まで、ただし受付は16時まで
  • ただし、毎週火曜日は原則定休日なので要注意

なお、上記の立ち寄り湯では個室等は利用できず、ロビーなど共有スペースで休憩するかたちになりますが、食事と個室付きの日帰り入浴プランもあります。

蘭亭、個室・食事つき日帰り入浴プランの例
オリジナル松花堂弁当と温泉入浴、個室利用の権利がセットになった「春蘭弁当」プラン
春蘭よりひとつ高いグレードの松花堂弁当と温泉入浴、個室利用の権利がセットになった「折鶴蘭弁当」プラン

上記の温泉入浴、専用個室での食事・休憩がセットになったプランであれば、事前予約すれば1人当たり2,400~3,300円で利用できます。また、食事と温泉入浴のみがセットになったプランとして、ランチとして蘭亭特製の釜めしをいただけるプランなら2,300円で利用可能です。
釜めしプランの場合、事前の予約なしでも利用可能。食事と休憩ができる専用個室はありませんが、以下の館内共有スペースで庭園散策や休憩ができます。

蘭亭の館内施設の例
秋保の四季を移し、散策も楽しめる庭苑「曲水庭苑」
大きな窓から曲水庭苑を望み、飲み物やおしゃべりを楽しめるロビーラウンジ「曲水」
ラウンジの一角にあって、絵本やおもちゃを無料で利用できる「キッズスペース」

館内は開放的でゆったりとした造りになっていますから、温泉入浴と共有スペースでの休憩だけでも十分リフレッシュできるでしょう。

▼ 奥州秋保温泉 蘭亭

篝火の湯 緑水亭:仙台から30分!森林浴しながら露天風呂でリフレッシュ

「篝火(かがりび)の宿 緑水亭」は、地元秋保をはじめ、車で30分の距離にある仙台市内からも多くの入浴客が訪れる緑水亭では、以下の料金・時間中に日帰り入浴を楽しめます。

立ち寄り湯について

料金は大人1,300円、4歳から小学生までの子ども650円
平日は11~18時、土日祝日は11~15時まで利用可能
※受付終了時刻は、入浴可能時間のそれぞれ1時間前まで

また土曜、日曜、祝日のみになりますが、事前予約をすれば季節の食材を活かした緑水亭自慢の和食のランチコースと入浴を一緒に楽しめる「つばき」コースも利用可能です。価格は消費税・入湯税別で一人当たり5,000円で、食事は会食場またはレストランでいただき、休憩は共有スペースでとることになります。温泉と一緒においしい料理も楽しみたいという人には、おすすめですよ。

お風呂の種類・概要

入浴施設は、大浴場「緑水の湯」と大浴場から長い階段をくだった場所にある大自然のなかの露天風呂「篝火の湯」の2カ所を備えています。

緑水の湯
天井が高く開放的な浴室の中に、洗い場と大きな浴槽、サウナを併設した内湯
篝火の湯
大自然のなかに大胆な石組み、季節によって色を変える木々、屋根が設置された野趣が感じられる露天風呂
夜には篝火がともり、静かで幻想的な空間での入浴を楽しめる

2つの入浴施設では、それぞれ異なる趣の中で温泉入浴を楽しめます。ぜひ、大浴場と露天風呂の両方で温泉入浴を楽しんでください。

庭園散策もおすすめ

広大な敷地面積を誇る緑水亭には、秋保の四季の魅力を感じられる散策路付きの庭園「花小径(はなこみち)」があるのも魅力。手入れが行き届いた豊かな庭園内の木々、景石は、毎日異なった美しさで利用者の目を楽しませてくれます。

以下に、春夏秋冬の緑水亭庭園の見どころを簡単にまとめましたので、参考にしてくださいね。

春夏秋冬、花小径の魅力

  • 春…ソメイヨシノをはじめ複数種類、およそ300本もの桜が咲き、新緑に満ちていく
  • 夏…ニッコウキスゲなど初夏の花々が咲き、高い空に向けて青々とした竹林が伸びる
  • 秋…前面が赤や黄、橙の紅葉に彩られ、足元にはどんぐりや松ぼっくりが見える
  • 冬…一面の雪化粧となり、白い背景のなか山茶花や椿、モクレンなどが彩を添える

▼ 篝火の湯 緑水亭

ホテルニュー水戸屋:湯めぐりを楽しむか貸切風呂でゆったりするか迷っちゃう!

次に紹介するのは、3つの大浴場に計16種類ものお風呂を備える「ホテルニュー水戸屋」です。3つの大浴場、それぞれの魅力と特徴については、以下に簡単に説明しています。

大浴場の種類・概要

水心鏡
洗い場と大きな内湯、そして外気を感じられる円形の大浴槽である満月風呂、1人入浴を楽しめる陶器風呂を備えた大浴場
月宮殿
三日月風呂、八角風呂、水風呂、大風呂、檜丸太風呂、陶器風呂、大小の檜樽風呂、露天岩風呂の計9種類のお風呂とサウナを楽しめる大浴場
梅の粧
内風呂、三角風呂、瓢箪水風呂、サウナ、露天岩風呂のある大浴場

いずれも広々とした開放的な空間での温泉入浴を楽しめますので、ぜひ全種類制覇をめざして湯めぐりを楽しんでください。また大浴場以外にも、別途料金を支払えば、日帰り入浴客も3種類の貸し切り風呂を利用できます。

貸し切り風呂の種類
3名程度まで一緒に入浴できる「桜鏡」と「玉英」、5名程度まで入浴できる「流芳」

貸し切り風呂を利用したい場合は、受付時にフロントで空き状況を確認し、予約手続きを行いましょう。なお、温泉入浴と食事、休憩と食事を楽しめる専用個室がついた日帰り入浴プランもあります。以下に、おすすめの2プランの概要を紹介しますので、確認してくださいね。

ホテルニュー水戸屋、日帰り入浴プランの例

浜千鳥コース

  • 2~5名向け、温泉入浴と個室食事会場での食事と休憩つき
  • チェックイン時間は11~12時、チェックアウト時間は15時
  • 食事は、季節の和食膳をランチとしていただける
  • 夫婦や親しい友人などの少人数利用、家族利用がおすすめ

紅千鳥コース

  • 4名以上で予約可能、温泉入浴と個室食事会場での食事と休憩つき
  • チェックイン時間は11~12時、チェックアウト時間は15時
  • 食事は、季節の和食膳をランチとしていただける
  • 家族や友人、女子会、ママ友とのランチ会などちょっと大人数での利用におすすめ

ホテルニュー水戸屋には25mの温水プール、屋外子どもプール、サウナなどを備えたプールもあります。現在は休止中ですが、日帰り入浴客ならプールを特別料金で利用できますので、温泉入浴の風情とリゾート気分を一緒に味わえますよ。

▼ ホテルニュー水戸屋

ホテル華乃湯:毎月7と8のつく日がおすすめ!足湯もできる自然散策と温泉を楽しもう

最後に紹介するのは、秋保温泉郷の最も東のエリアにある「ホテル華乃湯」。名取川が周囲の秋保石を侵食して作ったダイナミックな景観を楽しめる名所「磊々峡(らいらいきょう)」からすぐの場所にあって、自家源泉での温泉入浴を楽しめます。

華乃湯へ行くなら、温泉入浴の前に徒歩5分の磊々峡遊歩道を歩き、秋保大滝や渓谷の景観美、日の光を浴びて輝く水面などを見て秋保の自然を感じるのがおすすめ。歩くのに疲れたら、遊歩道の途中にある華乃湯所有の足湯で疲れを癒しましょう。
※ただし、冬季は足湯の営業を停止視しています。

日帰り入浴で利用できる施設としては「山沿い露天風呂」「川沿い露天風呂」、内湯の「長寿の湯」の3種類を完備。いずれも源泉かけ流しで、異なる趣で秋保温泉を楽しめる浴場となっています。時間や季節により、それぞれの浴場から見える景色やその表情も変わってきますので、できれば滞在中に各浴場を複数回訪れたいですね。

また、3畳の小部屋が付いた貸し切り露天風呂を日帰り入浴時に利用するのもおすすめです。ただし、小部屋付き貸し切り露天風呂の利用には事前の予約が必要で、別途利用料金が加算されます。了承のうえ利用しましょう。

なお露天風呂と内湯大浴場の利用のみの場合、日帰り入浴の料金は中学生以上900円、3歳から小学6年生までは500円。利用にあたっての予約は不要で、入浴可能時間は10時30分~15時までとなっています。ちなみに、毎月7と8のつく日は「ハナの日」として割引が適用され、大人の入浴料金が600円になりますので、狙って訪れるのも良いでしょう。

入浴と休憩だけでなく、食事も一緒に楽しみたいなら、以下の「ランチプレート付き個室プラン」がおすすめです。

ホテルニュー華乃湯、日帰り入浴プランの例

ランチプレート付き個室プラン

  • 2名以上、前日の15時までの予約が必要
  • 利用時間は10時30分~15時まで
  • 軽めの食事として秋保の野菜、お肉を使ったおまかせ料理が乗ったプレートとライス、スープ、茶わん蒸し、デザートが付く
  • 食事と休憩ができるのは客室ではなく、個室の食事会場
  • お茶セットとタオルもついて、2カ所の温泉を利用できる
  • 一人当たりの料金は、税込み2,700円

あなたのしたい楽しみ方、時間の過ごし方に合わせて予約・利用してくださいね。

▼ ホテル華乃湯

おわりに:日帰りでも秋保温泉のお風呂、グルメ、観光でリフレッシュできる

奥羽三大名湯のひとつに数えられる秋保温泉は、仙台の市街地に近く、秋保の自然と歴史が作り出した観光スポットも多くある魅力的な観光地です。近年では、日帰りでの入浴と一緒に個室での休憩や食事とセットにした利用プランを提供する温泉宿も多く見られ、日帰りでも秋保温泉と温泉宿を十分楽しめるようになってきました。本記事を参考にまずは日帰りで秋保温泉を訪れてみましょう。

関連記事:宮城県の5大温泉地のおすすめ宿!自然の絶景や大自然アクティビティ、名湯うなぎ湯など魅力盛りだくさん

関連記事:東北のレトロな温泉宿6選!タイムスリップした気分で名湯を堪能

コメント

タイトルとURLをコピーしました