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秩父のおすすめ日帰り温泉!自然を身近に感じる温泉や美肌湯で疲れを癒そう

秩父ミューズパークからの景観 おすすめTrip
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埼玉県北西部にあり、県内最大の面積をほこる秩父市には、温泉を楽しめる施設もたくさんあります。
今回は、日帰りで温泉入浴を楽しめる秩父市内のおすすめ施設を5つ、各所の特徴・魅力と一緒に見ていきましょう。

天然自家源泉 星音の湯:昼は森林浴、夜は星空を楽しむ露天風呂がおすすめ

まずは下吉田より、複合施設内の日帰り温泉「天然自家温泉 星音(せいね)の湯」を紹介します。
星音の湯は、フルーツ狩りを楽しめる観光農園が立ち並ぶ「下吉田フルーツ街道」のほど近くにあり、結婚式場や宿泊施設などを備える「ちちぶのスパ&リゾート バイエル」内の入浴施設として運営されています。

浴場としては「星」と「月」の2つの大浴場、そして貸し切り露天風呂、足湯があり、地下200mより湧き出すナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉を提供しています。
ちなみに、大浴場の星と月は週替わりの男女入れ替え制です。訪れるタイミングをずらせば、どちらの露天風呂も利用することができます。
なお、貸し切りの露天風呂は、1週間前より電話での利用予約が可能です。

露天風呂の種類・概要

星音の湯自慢の3種類の露天風呂の特徴は以下の通りです。

大浴場「星」の露天風呂

星の森
  • 檜材で作られた香りの良い浴槽が自慢の露天風呂
  • 周囲の景色や気温からは四季を感じ、檜の香りによる森林浴効果も江ながら、温泉入浴を楽しめる

大浴場「月」の露天風呂

月の石
  • 自然の岩を大胆に配した、岩の浴槽の露天風呂
  • 岩と周囲に植えられた木々の様子を眺め、自然や季節を感じながら温泉入浴を楽しめる

貸し切り露天風呂

今宵・星月の間
  • 6畳の休憩室が付いている
  • 内湯、露天風呂の両方を備える
十六夜の間
  • 8畳の休憩室がついた
  • 内湯、露天風呂の両方を備える

※ただし、両方とも露天風呂は温泉水を使用していない。

なお敷地内に併設された宿泊施設「ばいえる」を利用すれば、星音の湯での温泉入浴を宿泊でも楽しめます。客室の中には、小さな露天風呂付きの部屋もありますので、時間に余裕があるならゆったり宿泊をし、大浴場と貸し切り風呂、部屋付きのお風呂まですべて楽しみましょう。

▼ 天然自家源泉 星音の湯

秩父七湯御代の湯 新木鉱泉:すべすべ美肌に導く滑らかな湯ざわりに驚き

続いて紹介するのは、江戸時代からの歴史を持つ「秩父七湯御代の湯 新木鉱泉」です。1827年、徳川家斉が政権をとっていた時代に発見された温泉で、まず「御代の湯」という湯屋として開湯、その後大正時代には「新木鉱泉」という名の温泉宿に改めています。

入浴後、肌がゆで卵のようにつるつるになることから「卵水」や「卵の湯」とも呼ばれた美人の湯であり、他にもリウマチや神経痛、胃腸病、冷え、外傷への効能が期待できます。泉質は単純硫黄冷鉱泉で、湧出時の湯温は15度前後と低め。このため新木鉱泉では、加温して入浴に適した温度にして提供しています。

お風呂の種類・概要

御代の湯
新木鉱泉でメインとなる大浴場で内湯と洗い場、露天風呂、サウナを併設。男湯、女湯それぞれに1つずつ用意されている
貸し切り風呂
直径150㎝の御影石製の浴槽で、プライベートな温泉入浴を楽しめる貸し切り風呂。洗い場も併設
客室付き露天風呂
宿泊者のみ利用できる、部屋付きの小ぶりな露天風呂。趣の異なる「いちいの間」「もみじの間」「ひのきの間」「せせらぎの間」の4種類がある

上記の内、大浴場と併設の露天風呂、サウナは日帰り利用での入浴が可能。貸し切り風呂は、別途貸し切り料金を支払えば、日帰りでも利用できるようになります。ただし、部屋付きの露天風呂はその部屋に泊まった宿泊客しか利用できませんので、注意が必要です。

情緒ある館内の雰囲気も魅力的

また館内にて、歴史ある宿だからこそのこる創業当時の建物を見られるのも大きな魅力です。客室のうち「竹の間」と呼ばれる8畳の和室や、フロントにあたるお帳場から見上げる建物の梁は、創業当時からのこる貴重なものです。
秩父と新木の歴史や、温泉宿らしい情緒を味わいたいなら、歴史を感じられる竹の間に宿泊するのが良いでしょう。

対して、プライベート感を重視するカップルや、大浴場の利用に不安がある小さな子ども連れの家族には、専用露天風呂付きの客室がおすすめ。特に「せせらぎの間」では、部屋から露天風呂まで目が届きやすい設計になっているので、小さな子ども連れでも滞在しやすいです。

▼ 秩父七湯御代の湯 新木鉱泉

ゆの宿 和どう:和銅鉱泉薬師の湯は露天風呂付客室の昼食プランも魅力的

続いて紹介する「ゆの宿 和どう」は、武田信玄がこの地に和同金山を開いた当初に開業したとされる、歴史ある温泉地に建つ宿。この地に湧き出す和銅鉱泉は、近隣の人々が目の不調や、切り傷の特効薬として用いた歴史から、俗に「薬師の湯」とも呼ばれてきたものです。

無色透明のお湯は単純硫黄冷鉱泉、効能には神経痛やリウマチ、冷え、皮膚病、ストレスによる諸症状や切り傷の改善などが挙げられ、現在も心身の疲労に効く温泉とされています。

お風呂の種類・概要

和どうでは、薬師の湯を2種類の露天風呂付き大浴場と、貸し切り風呂にて提供しています。

露天風呂
  • 大浴場に併設された屋外のお風呂。横瀬川から吹く風にあたり、季節ごとに色づく木々を眺めながら、贅沢に温泉入浴ができる
  • 浴場の種類は、ひとつは秩父蛇紋石を使った岩風呂「岩鏡」、そしてもうひとつは古代檜でできた香り高い浴槽「檜扇」の2つ
  • 各浴場は深夜に男女が入れ替わる
貸し切り風呂
  • 人目を気にせず、気心の知れた人だけで温泉入浴を楽しめる個室風呂

上記の内、露天風呂付きの大浴場は日帰り入浴だけでも利用可能です。また、温泉とは少し異なりますが、和どうでは温めた天然石の上に横になって個室で岩盤浴を楽しめる「貸し切り岩盤浴」のサービスも行っています。
貸し切り風呂、貸し切りの岩盤浴は原則宿泊者限定の利用となり、宿泊する際に利用申し込みをすれば入浴できるようになりますよ。

日帰りなら昼食休憩プランを

大浴場ではなく貸し切り風呂を、日帰り利用で楽しみたいという人には、昼食付の休憩プランを利用するのがおすすめです。

和どうの昼食付の休憩プラン
  • 部屋代、入浴料、タオルとバスタオル、浴衣レンタル大が含まれたプラン
  • 食事代は含まれていないため、別途2種類の和定食から選択・予約する必要あり
  • 滞在する客室は、通常客室と露天風呂付き客室から選べる

露天風呂付きの客室を選択すると部屋に滞在できる時間が30分短くなりますが、客室付きのプライベートなお風呂で、温泉入浴できるようになります。カップルや家族連れが、日帰りで貸し切り風呂を利用したいときは、露天風呂付き客室の利用で昼食付休憩プランを予約すると良いでしょう。

なお、和どうの公式インスタグラムアカウントではお風呂や食事の様子を写真で見ることができます。ぜひこちらからも、和どうの情報をチェックしてくださいね。

▼ ゆの宿 和どう

ホテル美やま:自家源泉の広々大浴場で日常の疲れを癒したい

続いては秩父市の郊外、横瀬川沿いに佇む温泉宿「ホテル美やま」を紹介します。
1955年開業の美やまは、全客室で横瀬川のせせらぎと景色を楽しめるのが特徴。館内はどこか懐かしく感じられる昭和レトロな雰囲気で、女将のアイデア満載の女性向けサービスや、社長が淹れるおいしいコーヒーが人気を集めるおもてなしの宿です。

男女別の大浴場では、無色透明の自家源泉を提供。体にやさしい単純硫黄泉で、メタホウ酸を豊富に含む泉質には神経痛、筋肉痛、関節痛の緩和や美肌効果が期待できるとされます。

宿の雰囲気と温泉入浴を日帰りで楽しみたいなら、食事と入浴料、手ぬぐいなどが付いた日帰り入浴プランの利用がおすすめです。短い時間ながら、宿のあたたかいおもてなしと温泉の癒し効果を体感できます。

なお、よりプライベートな空間で、ゆったり宿泊して入浴を楽しみたいなら、露天風呂付き客室の「緑」「風」「紅」いずれかに泊まるのがおすすめです。誰に気兼ねすることもなく、大切な人との時間を満喫できます。

▼ ホテル美やま

西武秩父駅前温泉 祭の湯:秩父の祭り文化を体感する温泉レジャースポットで遊ぼう

最後に紹介するのは、西武鉄道・秩父駅のすぐ近くにある日帰り温泉入浴施設です。その名も「西武秩父駅前温泉 祭の湯」は、祭りをコンセプトに作られた複合レジャー施設で、テーマごとに以下3つのエリアに分けられています。

祭の湯、3つのエリア

祭の湯
館内の温泉エリア。露天風呂、高濃度炭酸泉、シルク湯などの各種お風呂や、岩盤浴施設や、充実した休憩スペースを集約している
呑喰処 祭の宴
館内フードコート。秩父のご当地グルメであるわらじかつ、みそぽてとをはじめ、食事からおつまみ、お酒まで楽しめる
ちちぶみやげ市
館内の物販エリア。秩父の特産品、限定商品はもちろんお菓子、地酒、雑貨なども販売

祭の湯は、2016年にユネスコ無形文化遺産に登録された「秩父夜祭」を含む「山・鉾・屋台行事」33件をモチーフとして作られました。

秩父夜祭とは
  • 秩父神社の例大祭
  • 秩父に住まう人々が1年に1回、総決算として2基の笠鉾と4基の山車を曳き回し、屋台囃子を打ち鳴らすお祭り
  • 京都の祇園祭、飛騨高山祭と並び日本三大曳山祭りとされる大祭で、1661年頃から記録が存在するため、300年以上の歴史があるとされる
  • かつては祭の日に合わせ、秩父の名産品であった絹製品の市がたったことから、別名「お蚕(かいこ)祭」とも呼ばれていた

祭の湯は温泉入浴と一緒に、その土地の民俗文化や歴史にも触れることのできる、ちょっと変わった施設です。

泉質・効能

浴場には「岩風呂」「花見湯」「寝ころび湯」「つぼ湯」の4種類の露天風呂と、「高濃度人工炭酸泉」「シルク湯」「ジェットバス」「水風呂」「サウナ」の5種類のお風呂を完備しています。
このうち、露天の岩風呂では以下名称・泉質・効能を有する源泉に入ることができます。

泉質
含よう素-ナトリウム-塩化物冷鉱泉
効能
神経痛、筋肉痛、関節痛など一般適応症の他、切り傷や末梢循環障害、冷え、皮膚乾燥症など

▼ 西武秩父駅前温泉 祭の湯

おわりに:広い秩父市には、さまざまな日帰り温泉入浴施設がある!

埼玉県秩父市内には、日帰り専門の温泉入浴施設や、日帰り利用OKな温泉宿がたくさんあります。それぞれの施設が持つ歴史やコンセプト、泉質もさまざまであるため、訪れる人の好みやニーズにあった施設を見つけやすいでしょう。都心から車で2時間弱で行ける秩父は、日帰りの小旅行先としてもぴったり。今度の休みは秩父へ、温泉と食事、景色で心身を満たしに出かけましょう。

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