世界遺産「白神山地」でトレッキング!散策コースと登山コースの違いは?

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屋久島とならび日本で知られる世界自然遺産に、白神山地が挙げられます。

今回はトレッキングコースとしての白神山地の魅力を、コースの種類や素の違い、難易度、入山にあたり守るべき注意点、挑戦に必要な準備などと一緒に解説していきます。

ブナ原生林など自然豊かな白神山地の魅力


白神山地(しらかみさんち)は、青森県南西部から秋田県北西部にかけて広がっています。

敷地面積はおよそ17,000ヘクタール、山手線内側面積の3倍にもなります。
これだけ開発が進んだ現代日本においても、ほとんど人の手が入っていないブナの原生林が広がる貴重なエリアだとして、1993年に世界自然遺産に登録されました。

トレッキングをすれば、他では見られない美しいブナ林のなかを歩ける他、美しいコバルトブルーの水を蓄えた青池(あおいけ)など、幻想的な風景を楽しめますよ。

白神山地入山は手続きが必要?トレッキングの準備

白神山地のうち世界自然遺産の対象となっているエリアは、さらに核心地域(コアエリア)と緩衝地域(バッファエリア)に区分されています。

コアエリア
  • 白神山地のうち、森林生態系を守るため入山制限されているエリア
  • 入山の出入り口から遠い奥地にあたり、いくつかの山々を超えていかないと踏み入れない
バッファエリア
  • 白神山地のうち、コアエリアへ外部からの影響を及ぼさないよう設けられているエリア
  • 基本的に立ち入り自由で、整備されたトレッキングロードもある

白神山地には青森県側、秋田県側のどちらからでも入山できますが、秋田県側のコアエリアは原則立ち入りが禁止されています。

青森県側のコアエリアは既存の歩道、または27の指定ルートを利用すれば入山可能ですが、事前にルートを管理する森林管理署長などへ入山手続きしなければなりません。
また、コアエリアではかなり標高が高く、険しい山道を歩く必要がありますので、トレッキング初心者には挑戦のハードルが高いと言えます。

一方で、バッファエリアは入山許可をとる必要がなく、一部トレッキングコースとしても整備されているため、初心者にもおすすめです。

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子供からお年寄りまで歩ける!人気の散策コース

白神山地には、各見どころをおさえた魅力的な散策コースが複数用意されています。

1時間前後のものから3~4時間かかるものまで、コースの距離と内容はさまざま。
以下に、白神山地の代表的なスポットをおさえた4つの散策コースとその魅力を、簡単に説明していきます。

世界遺産の径 ブナ林散策道


「アクアグリーンビレッジANMON」を出発地として、初心者向けに整備された散策道を歩いていくコースです。

すべて歩く場合の所要時間は1~2時間ですが、ショートカットも可能。世界自然遺産登録地域を散策してブナ林の魅力を堪能できる、最も手軽なコースと言えます。

▲ 世界遺産の径 ブナ林散策道

十二湖散策コース


青池をはじめ沸壺(わきつぼ)の池、落口(おちくち)の池など、白神山地内に点在する美しい池を、ブナ林のなかを歩きながら散策するコースです。

JR五能線・十二湖駅からバスで15分のところにある「森の博物館キョロロ」を拠点に、案内に従って散策します。所要時間は1時間前後で、迷う心配もありません。

▲ 十二湖散策コース

暗門渓谷ルート


暗門川に沿ってブナ林を歩き、3つある暗門の滝をまわるコースです。片道の所要時間はおよそ1時間半、往復すると2~3時間を擁します。

第一の滝までは45分、第二の滝からはさらに15分歩けば到達できますが、第二の滝から第三の滝までの道は険しい山道です。初心者がすべて踏破するのは、難しいかもしれません。

▲ 暗門渓谷ルート

マザーツリーコース


津軽峠駐車場を出発地とし、樹齢400年以上と言われるブナの巨木「マザーツリー」を周辺の高倉森、ファザーツリーと一緒に見に行くコースです。

アクアグリーンビレッジANMONをゴール地点とし、所要時間は3~5時間。
本格的な登山が必要で、道中にはトイレもありません。初心者の挑戦ハードルは、高めだと言えそうですね。

▲ マザーツリーコース

上記以外にも、白神山地には以下のような散策コースが用意されていますので、興味のある人は調べてみてくださいね。

くろくまの滝コース
日本の滝100選に含まれる滝を、駐車場から15分歩いて見る
ブナ遺伝資源保存林
手つかずの神秘的なブナ林を、およそ1時間かけ散策する
白神山地眺望コース
およそ4時間かけ、白神山地の景色を大パノラマで堪能する

体力に自信がある人向けの白神山地登山コース

もっと深く白神山地を知りたい、体力に自信があるという人は、以下のような登山コースを利用するのがおすすめ。

天狗岳歩道
往復でおよそ5時間かけ、秋田県境の世界遺産エリアを頂上で望む
自然観察歩道
見晴らしの良い道を、マザーツリーめざしおよそ5時間歩く
白神岳登山道 マテ山コース
およそ5時間かけ、さまざまな植物と出会いながら進む
白神岳登山道 二股コース
ハードなコースをおよそ6時間かけ往復する
白神岳登山道 十二湖コース
日本海と十二湖を眼下に、およそ8時間かけて山を歩く
一ツ森(ひとつもり)自然観察歩道
およそ5時間かけて登り、山頂で向日神岳(むかいしらかみだけ)を望む

散策コース、トレッキングでは入れない白神山地の世界遺産認定エリアや、山頂からの雄大な絶景を堪能できますよ。

白神山地の自然は世界遺産!マナーを守ってトレッキングを

すべての来訪者が白神山地入山時に守るべき、基本的なマナーは以下の7つです。

白神山地入山時のマナー
  1. 決められた道を歩き、危険な脇道に逸れていかない
  2. 動植物を大切にし、勝手に採取したり踏み荒したりしない
  3. ゴミはすべて持ち帰り、野生動物や自然環境に害を及ぼさないようにする
  4. トイレは入山前に済ませるようにし、やむを得ない場合はきちんと穴に埋める
  5. 山火事の原因となるため、山中での焚火は厳禁
  6. 生態系に影響を及ぼす恐れがあるため、ペットは連れて入らない
  7. 世界遺産地域は全域禁漁区に指定されているため、魚釣りも厳禁

おわりに:気軽に楽しむなら散策コース、体力に自信があるなら登山コースで白神山地を楽しもう!

今なお手付かずのブナ林がのこる白神山地は、青森県から秋田県にかけて広がる世界自然遺産です。現在も一部入山が禁止されていたり、事前の許可がないと入山できないエリアもあり、その自然生態系を守るため厳重に管理されています。

しかし一方で、一般登山客が楽しめるトレッキングコースや、登山コースも用意されています。気軽に楽しむなら散策コース、体力に自信があるなら登山コースへの挑戦をおすすめします。

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