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和歌山白浜温泉のおすすめ露天風呂がある宿と外湯&足湯めぐりのポイントを紹介!

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海水浴場として人気が高い和歌山・白浜は、日本有数の温泉地でもあります。そこで今回は、日本三古湯にも数えられる白浜温泉の魅力と楽しみ方、おすすめの温泉宿を紹介。周辺の観光スポットや、足湯めぐりを楽しむコツまで、まとめて解説します。

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日本三古湯!和歌山白浜温泉って?おすすめ観光スポットたくさん!

まずは白浜温泉の歴史と、現在の様子について簡単に説明します。白浜温泉は飛鳥時代~奈良時代にかけて、西暦にすると590~700年代には、既に「牟婁の温湯(むろのゆ)」「紀の温湯(きのゆ)」という名前の温泉として知られていました。

当時から都人に愛され、天智天皇や持統天皇、文武天皇など、歴史の教科書にも出てくる名だたる天皇も来泉したと伝えられています。以降、1350年あまりが経った現在においても、白浜温泉は海水浴と温泉を一緒に楽しめるリゾート観光地として、全国から愛されているのです。

また近代に入ってからリゾート地、温泉観光地として発展していくにつれ、温泉以外の観光地が周辺に多数できてきたことも、白浜の魅力を高めています。

以下に、白浜温泉と一緒に楽しめる周辺観光地を簡単にまとめます。

白浜温泉と一緒に楽しめる観光地

南紀白浜アドベンチャーワールド

  • およそ140種、1400頭もの動物たちが暮らす、大型レジャー施設
  • ライオンやキリンを間近で見られる「サファリワールド」、イルカやシャチのショーを見られる「マリンワールド」、ジェットコースターなどを端の占める遊園施設を併設
  • パンダと和える動物園としても有名で、毎年のようにパンダの繁殖に成功している
  • お父さんの永明(えいめい)とお母さんの良浜(らうひん)の他、2014年、2016年、2018年に生まれた子どもパンダたちの大家族に会えるパンダ好きにはたまらない観光地

▼ 南紀白浜アドベンチャーワールド

南紀白浜 とれとれ市場

    <liL西日本最大級の海鮮市場を、観光客も楽しめるよう作られた施設

  • 地元でとれるマグロの他、日本全国から集まる新鮮な魚介類を見物・購入できる
  • 名物は毎日開催されるマグロの解体ショーで、切り立ての身ももちろん購入可能。海鮮丼やお寿司、海鮮BBQを楽しめる食事処も人気

▼ 南紀白浜 とれとれ市場

白良浜(しららはま)海水浴場

  • 日本本土にはめずらしい、真っ白な砂浜と青い海を楽しめるビーチ
  • まるで沖縄県や、海外のリゾート地に来たような気分を味わえる人気の海水浴場で、夏には花火大会や盆踊りなどのイベントも開催され、多いににぎわう

▼ 白良浜(しららはま)海水浴場

千畳敷(せんじょうじき)

  • 砂岩がおよそ4haにもおよび、太平洋に岩畳のように突き出した地形
  • 波の浸食によって生まれた奇岩で、夕日観賞スポットとして人気を集めている。食事処やお土産屋さんもあり、夕日を眺めながら食事を楽しむことも可能

▼ 千畳敷(せんじょうじき)

白浜温泉 旅館むさし:夕陽の宿の展望露天風呂で白浜の源泉生絹湯を味わって

白浜温泉の歴史、観光地としての白浜の魅力がわかったところで、ここからは白浜温泉への入浴を楽しめるおすすめの宿を2つ紹介します。まず紹介するのは、白浜温泉ではめずらしい2種類の源泉に入れる宿「旅館むさし」です。

楽しめる源泉は、西暦700年に訪れたとされる天皇の名前からとった「斉明湯(さいめいゆ)」、そして海水に近い塩分濃度の「生絹湯(すずしゆ)」の2つがあります。

泉質・効能

斉明湯

泉質
ナトリウム塩化物泉
効能
慢性関節リウマチ、慢性筋肉リウマチ、神経痛、神経炎、糖尿病、慢性婦人病

生絹湯

泉質
ナトリウム・マグネシウム塩化物泉
効能
慢性関節リウマチ、痛風、神経痛、坐骨神経痛、やけどへ

入浴施設としては大浴場と天空、露天風呂、中浴場、貸し切り風呂を備え、浴室により使用する源泉を以下のように使い分けています。

各浴場で使われている源泉

  • 大浴場…自家源泉である、斉明湯を使用
  • 天空…海水に近い塩分濃度の、生絹湯を使用
  • 露天風呂…海水に近い塩分濃度の、生絹湯のかけ流し
  • 中浴場…自家源泉である、斉明湯を使用
  • 貸し切り風呂…海水に近い塩分濃度の、生絹湯のかけ流し

泉質や趣の異なるむさしの浴場のなかでも特におすすめなのが、白浜の海に沈む夕日の絶景を眺め、潮風や波の音を感じながら入浴できる露天風呂・天空です。むさしに宿泊するなら、時間と体力の許す限り館内での湯めぐりを楽しみ、日が暮れる時間帯に合わせて天空を利用すると良いでしょう。

食事プラン

食事は、好みと予算にあわせてバイキングと会席料理から自由に選択できます。以下に、それぞれの料理プランの特徴を簡単にまとめていますので、プラン選択の参考にしてください。

バイキングプランの特徴

  • 新鮮なお刺身、お寿司をはじめ南紀の魚介を使った料理がある
  • 和食の他、洋食、中華まで、さまざまなテイストで南紀のおいしいものを食べられる
  • 旬の食材を使ったものから、お子様メニューまで豊富にそろう
  • 好き嫌いが多い人、好きなものだけをたくさん食べたい人も楽しめる

会席料理プランの特徴

  • 白浜産のブランド高級魚・紀州本九絵、和歌山県産ブランド牛の熊野牛が食べられる
  • 紀州の新鮮な海の幸を中心に、素材のうま味を活かし調理された和食懐石コース
  • 半個室の食事処でいただけるので、プライベートな空間で食事をしたい人向き
  • 量よりも質を重視し、普段より豪華な食事をしたいという人におすすめ

▼ 旅館むさし

長生庵:自然との一体感を感じる宿で源泉掛け流し長生の湯を楽しむ

続いて、敷地内に長生源泉と東谷源泉と2つの自家源泉を持つ宿「長生庵」を紹介します。

泉質・効能

長生源泉と東谷源泉、それぞれの泉質と効能は以下の通りです。

長生源泉

泉質
ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉
効能
神経痛、筋肉痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、打ち身、くじき、慢性消化器病、痔、冷え、病後回復期、疲労回復、健康倍増、切り傷、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病

東谷源泉

泉質
ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉
効能
神経痛、筋肉痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、打ち身、くじき、慢性消化器病、痔、冷え、病後回復期、疲労回復、健康倍増、切り傷、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病

また両源泉とも、飲用による消化器病や便秘、痛風、肝臓病への効能も認められています。

お風呂の種類・概要

長生庵自慢の入浴施設は、宿泊施設の前に立つ日帰り温泉施設・長生の湯。長生の湯は、宿泊客が庵内のお風呂以外に無料で入浴することができる日帰り入浴施設で、露天風呂と内風呂、備長炭風呂の3種のお風呂を楽しめます。

露天風呂
周囲を桜とモミジの木で囲まれた、広々として解放感のある露天岩風呂
春は桜の花と深緑、秋にかけては紅葉と、季節によって変化する紀州の自然を体感できる
内風呂
内壁と浴槽の縁は紀州の杉材で、浴槽の底には石を敷き詰めた自然な風合いの浴場
昭和の湯治場を思わせるような高い天井の浴槽で、ゆっくりと温泉入浴を楽しめる
備長炭風呂
浴槽全体に、和歌山県の名産品である紀州の備長炭を敷き詰めた露天風呂
炭によるマイナスイオン効果、温泉がまろやかになる作用が期待できる

ちなみに客室は、庭園を望む客室や離れ、古民家テイストの広々とした部屋など複数タイプありますが、いずれも和のテイストで統一されています。伝統的な日本建築に現代のテイストを加えた和モダンな空間で過ごしつつ、白浜温泉を堪能できます。

▼ 長生庵

宿泊もいいけど外湯めぐりも白浜観光の醍醐味!

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温泉を堪能しに白浜温泉へ行くなら、宿泊する宿以外の温泉めぐりも楽しみたいですよね。

白浜温泉には、湯めぐりに適した公衆浴場がたくさんあります。
そのうち、白浜温泉に行くなら入っておきたい代表的な外湯浴場は以下の6つです。

白浜温泉、代表的な外湯浴場

崎の湯
波打ち際で、温泉入浴を楽しめるお風呂
牟婁の温
「行幸湯」と「まぶ湯」、2種類の温泉を楽しめるお風呂
しらすな
水着で混浴可能な、白良浜海水浴場のお風呂
白良湯
海を眺めながらの入浴を楽しめる、白良浜沿いのお風呂
松乃湯
円月島を眺めながらの入浴を楽しめるお風呂で、地元の人の憩いの場
綱の湯
近年になってから海辺に新設された、源泉かけ流しのお風呂

白浜温泉では、上記6つの外湯浴場を巡った観光客に対し、記念品の贈呈を行っています。

記念品を受け取るには、以下いずれかで「外湯めぐり」のパンフレットを受け取り、6つの浴場すべてで入浴記念スタンプを押し、それぞれの浴場管理人に提示します。

外湯めぐりパンフレットを受け取れる場所
白浜温泉旅館協同組合加入の各旅館
観光案内所
白浜町役場・観光協会
白浜温泉旅館協同組合事務所

白浜温泉で外湯めぐりを楽しむなら、ぜひ参加して記念品をもらって帰りましょう。

外湯めぐりの楽しみ方って?持ち物や一日の入浴回数の目安

ここではマナーを守り、安全に外湯めぐりを楽しむためのポイントを紹介します。
旅行に行く前に確認し、心に留めておきましょう。

外湯めぐりのポイント

  • 服装は脱ぎ着しやすく、旅情もある旅館貸し出しの浴衣がおすすめ
  • 外湯浴場にはタオルがないので、必ず旅館貸し出しのものを持参すべし
  • いくつもお湯をめぐるのに1枚で不安な場合は、自前の呼びタオルも持っていこう
  • 洗い場のない外湯浴場も多いので、髪や体を洗うのは宿泊先の旅館で済ませておこう
  • 体を洗った後でも、外湯浴場の浴槽に入る前には必ず掛湯をすべし
  • 入湯料金と水分補給、食べ歩き、ロッカーや下駄箱利用のため小銭を持って行くべし
  • 浴場から脱衣所に出る前には、タオルで体の水分をあらかた拭き取っておくこと
  • 体への負担を抑えるため、外湯めぐりは1日当たり2~3軒までにしよう

▼ 白浜温泉 公衆浴場

足湯めぐりもおすすめ!白浜散策やドライブ中にプチリフレッシュ

外湯をすべて巡る時間と体力がない、という人には、足湯めぐりを楽しむのがおすすめ。
以下に、白浜温泉の代表的な足湯スポット9つを紹介しますので、参考にしてください。

白浜温泉、9つの足湯めぐりスポット

《1》白浜銀座足湯横丁
白良浜沿いの浜通りにある足湯。街中にあって、観光中の休憩に最適
《2》柳橋足湯
御幸通りから柳橋通りに入ったところ、商店街近くにある足湯。散策中の休憩に
《3》つくもと足湯
真っ白な白良浜を眺めながら、足湯を楽しめる開放的なスポット
《4》御船足湯
外湯浴場・松乃湯前にあって、円月島を眺めながら足湯を楽しめる
《5》椿温泉足湯
国道42号線沿いの足湯。ドライブ途中の休憩にぴったり
《6》長生の湯・足湯
先述した温泉宿・長生庵の日帰り入浴施設、長正の湯併設の足湯
《7》しらすな足湯
水着着用、混浴OKな外湯浴場・しらすなが、冬季にベンチを設置して提供する足湯
《8》湯崎浜広場足湯
フィッシャーマンズワーフ白浜施設内の広場にある足湯。観光中の休憩に
《9》三段壁足湯
三段壁を一望できる場所にある足湯で、太平洋に沈む夕日を眺めるのに最適

▼ 白浜温泉足湯めぐり

おわりに:宿の露天風呂と外湯浴場、足湯と、異なる趣で何度でも白浜温泉が楽しめる!

1300年を超える歴史を持つ和歌山県の白浜は、いまなお海水浴と温泉、魅力的な観光スポットを一緒に楽しめる観光地です。せっかく白浜に行くなら、宿泊施設併設の浴場と露天風呂に加え、外湯浴場への湯めぐりへ行くのがおすすめ。湯めぐりをする時間がないという人は、服を脱がず手軽に楽しめる足湯めぐりをすると良いでしょう。宿の温泉からは見られない景色、異なる趣で白浜温泉を楽しめます。

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