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那須岳登山の秘湯温泉ルートは初心者にもおすすめ?

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栃木県にある那須岳(なすだけ)は、関東有数の活火山であり登山スポットです。
今回は那須岳登山の魅力を、複数設定されているコースの解説とおすすめの登山時期、周辺の温泉施設の楽しみ方などを踏まえて解説していきます。

那須岳登山は登りやすさと山奥の温泉


標高1,915mの那須岳は、茶臼山(ちゃうすやま)とも呼ばれる活火山です。
栃木県でも最北端の場所にある那須連山の主峰で、現在でも火口から白い噴煙を噴き上げ、活発な火山活動を続けています。

登山スポットの魅力としては、まず山頂の火口付近から絶景を楽しめること。
そして初心者でも、中・上級者でも楽しめる多様な登山コースが複数設定されていることが挙げられるでしょう。

また那須岳は、徒歩でしか行くことのできない温泉地「三斗小屋温泉」があることでも知られています。

各人のレベルに合った登山と、風情と歴史ある温泉地での入浴を一緒に楽しめるレジャースポットとして、那須岳は人気を集めているのです。

なお、活火山である那須岳に登るには、緊急時に備え以下の装備・知識が必要になります。

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火山への登山に必要な対策

  • 突然の噴火や落石に備えて、必ずヘルメットを持参する
  • 火山ガスが滞留している恐れがあるため、窪地など立ち入り禁止の場所には近づかない
  • 入山する前に、スマホなどで噴火警戒レベルや噴火速報をチェックしておく
  • もしも登山中に噴火したら、ヘルメットを被り、口を覆って小屋や岩陰に避難する

安全に那須岳登山を楽しむため、最低限必要な対策として覚えておいてくださいね。

関連記事:登山初心者が知っておきたい山岳保険の選び方-短期加入と長期加入どっちがいい?

迫力の火口一周探索や秋の紅葉は必見


ここでは、那須岳の魅力とその楽しみ方についてより深く知っていきましょう。

那須岳の最大の特徴は、活火山でありながら火口付近まで登山客の侵入が許されている点にあります。
火口のある那須岳山頂付近は、火山活動によって堆積した砂礫と巨岩に覆われています。
背の高い樹木は生育できない環境のため、頂上付近はとても開けていて、晴れていれば福島県の山々や那須塩原の市街地までを一望できます。

また、登山道も火口をぐるっと一周できるように整備されているため、すり鉢状になった火口全体をゆっくりと観察することができるのです。
絶景だけでなく、現役活火山の火口をゆっくりと見られる機会はなかなかありません。まさに那須岳登山ならではの楽しみ方といえるでしょう。

なお時期を選んで登れば、那須岳山頂から麓の森林地帯に広がる鮮やかな紅葉を楽しむこともできます。
初めて那須岳に登るなら、ぜひ9月下旬~10月上旬の紅葉の見ごろに合わせて登山計画を立てて、那須岳の魅力を満喫してください。

那須岳登山の難易度は?茶臼岳山頂コース


ここからは那須岳登山コースの一部を、コース難易度と所要時間、移動距離、おおまかなルートを踏まえて紹介していきます。

あなたのレベルに合った登山計画を立てるのに、役立ててください。

茶臼岳山頂コース

コース難易度
低い、初心者にもおすすめ
所要時間
およそ1時間
移動距離
0.8㎞
おおまかなルート
那須ロープウェー・山頂駅 ⇒ 徒歩50分 ⇒ 那須岳山頂

南月山・白笹・沼ッ原コース

コース難易度
高い、登山経験のある中・上級者向け
所要時間
およそ3時間30分
移動距離
6.8㎞
おおまかなルート
那須ロープウェー・山頂駅 ⇒ 徒歩30分 ⇒ 牛ヶ首 ⇒ 徒歩15分 ⇒ 日の出平 ⇒ 徒歩25分 ⇒ 南月山 ⇒ 徒歩50分 ⇒ 白笹山

日の出平・沼ッ原コース

コース難易度高い、登山経験のある中・上級者向け所要時間およそ2時間40分移動距離6.3㎞おおまかなルート那須ロープウェー・山頂駅 ⇒ 徒歩30分 ⇒ 牛ヶ首 ⇒ 徒歩15分 ⇒ 日の出平 ⇒ 日の出平分岐 ⇒ 徒歩25分 ⇒ 沼ッ原

牛ヶ首・高雄コース

コース難易度
中程度、少し登山経験のある人向け
所要時間
およそ2時間50分
移動距離
6.9㎞
おおまかなルート
那須ロープウェー・山頂駅 ⇒ 徒歩30分 ⇒ 牛ヶ首 ⇒ 徒歩80分 ⇒ 那須温泉ファミリースキー場分岐 ⇒ 徒歩25分 ⇒ 埼銀那須山荘跡 ⇒ 徒歩30分 ⇒ 殺生石

登山経験が浅く、技術的にも体力的にも不安のある登山初心者は、まずは茶臼岳山頂コースから挑戦してみましょう。

▼ 那須町観光ガイド

那須岳登山初心者はロープウェー経由で9合目から登ろう

前項で紹介した4つの登山コースは、いずれも標高1,684m地点の那須ロープウェー・山頂駅をスタート地点としています。

那須ロープウェーは標高1,390m、那須岳7合目地点にある山麓駅から山頂駅まで、300mの高低差をおよそ4分でつなぐ最大111人乗りのゴンドラ。
那須岳の稜線に沿うようにして進むため、10月中には那須高原のツツジ、ナナカマドなどが織りなす紅葉で登山客の目を楽しませてくれます。

この那須ロープウェーをうまく活用すれば、山頂駅から火口のある那須岳山頂間で、およそ2時間の軽登山が可能になります。
本格的な火山登山の装備がなくても、上下とも十分丈の動きやすい服服装、そして履きなれたスニーカーやトレッキングシューズがあれば那須岳登山に挑戦できます。

ただし、山頂駅から那須岳山頂・火口までに給水ポイントはありません。
飲み水を持参していない場合は、山頂駅で購入してから登山に臨みましょう。

▼ 那須ロープウェイ

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那須の秘湯へ!三斗小屋温泉コースの種類は?

那須岳登山と合わせてぜひ楽しみたいのが、徒歩でしか行くことのできない那須岳の秘湯・三斗小屋温泉です。

那須温泉郷のひとつに数えられる三斗小屋温泉は、那須連山のうち朝日岳の西側の山腹、標高1,460m地点にあります。
道路や公共交通の整備が進んだ現代でも徒歩でしか行けないため秘湯と呼ばれ、現在は大黒屋、煙草屋旅館の2件が4月から秋まで営業をしています。

三斗小屋温泉:大黒屋

Instagram
  • 営業は4月から11月まで、冬季の営業はなし
  • 宿泊料金は大人なら素泊まりで6,000円~
  • 入浴施設は、男女入れ替え制の内風呂が2種類
  • スマホは圏外、クレジットカード使用不可
  • 温泉は無色透明の単純泉、厳選温度は50度
  • 神経痛、胃腸病、虚弱、対象m糖尿病、リュウマチ、難病、体質改善に効果あり

▼ 三斗小屋温泉 大黒屋

三斗小屋温泉・煙草屋旅館について

  • 営業は4月から11月まで、冬季の営業はなし
  • 宿泊料金は大人の個室利用7,000円、相部屋なら3,500円~
  • 完全予約制の山小屋であり、宿泊客のみ入浴可能。ペット同伴禁止
  • 予約なしの利用、宿泊しない人の温泉入浴は原則不可
  • 山小屋であるため、アメニティ類もすべて持参する必要あり
  • チェックイン時間は13~16時まで、チェックアウトは8時30分
  • 電気や電波がないため、スマホ使用不可。懐中電灯やヘッドライト必須
  • 入浴施設は野天風呂、共同浴場、女性専用風呂の3種類
  • 野天風呂からは壮大な夕焼け、満点の星空を楽しめる

▼ 三斗小屋温泉 煙草屋旅館

三斗小屋温泉をめざすことができる4つの登山コースの概要は、以下の通りです。あなたの登山レベルに合わせて、適切なルート設定をしてください。

峰の茶屋・三斗小屋温泉コース

コース難易度
中程度、少し登山経験のある人向け
所要時間
およそ1時間40分
移動距離
3.8㎞
おおまかなルート
峠の茶屋、高山事務所跡 ⇒ 徒歩50分 ⇒ 峰の茶屋跡 ⇒ 徒歩15分 ⇒ 避難小屋 ⇒ 徒歩15分 ⇒ 沼ッ原分岐 ⇒ 徒歩20分 ⇒三 斗小屋温泉

姥ヶ原・三斗小屋温泉コース

コース難易度
中程度、少し登山経験のある人向け
所要時間
およそ2時間15分
移動距離
4.7㎞
おおまかなルート
那須ロープウェー・山頂駅 ⇒ 徒歩30分 ⇒ 牛ヶ首 ⇒ 徒歩15分 ⇒ 姥ヶ平(うばがだいら) ⇒ 徒歩15分 ⇒ 分岐 ⇒ 徒歩50分 ⇒ 沼ッ原分岐 ⇒ 徒歩20分 ⇒ 三斗小屋温泉

隠居倉・三斗小屋温泉コース

コース難易度
高い、登山経験のある中・上級者向け
所要時間
およそ3時間15分
移動距離
4.7㎞
おおまかなルート
峠の茶屋、高山事務所跡 ⇒ 徒歩50分 ⇒ 峰の茶屋跡 ⇒ 徒歩50分 ⇒ 朝日岳分岐⇒徒歩15分 ⇒ 熊見曽根 ⇒ 徒歩40分 ⇒ 隠居倉 ⇒ 徒歩40分 ⇒ 三斗小屋温泉

三本槍岳・大峠・三斗小屋温泉コース

コース難易度
高い、登山経験のある中・上級者向け
所要時間
およそ5時間45分
移動距離
9.2㎞
おおまかなルート
峠の茶屋、高山事務所跡 ⇒ 徒歩50分 ⇒ 峰の茶屋跡 ⇒ 徒歩50分 ⇒ 朝日岳分岐 ⇒ 徒歩15分 ⇒ 熊見曽根 ⇒ 徒歩35分 ⇒ 北温泉分岐 ⇒ 徒歩35分 ⇒ 三本倉岳 ⇒ 徒歩70分 ⇒ 大峠 ⇒ 徒歩90分 ⇒ 三斗小屋温泉

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おわりに:三斗小屋方面も含め、那須岳登山は初心者でも楽しめる!

現在も活発に活動する火山である那須岳は、那須連山の主峰です。標高は1,915mと高いですが、9合目地点まではロープウェーで行くこともできるため、コースを選べば登山初心者でも那須岳登山を楽しめるでしょう。

那須岳を登るうえでの見どころは、山頂付近で見られる噴煙を上げる火口と絶景、そして秘湯・三斗小屋温泉です。せっかく那須岳に登るなら紅葉の時期を選び、三斗小屋温泉へ向かうコースを設定して余すところなく楽しみましょう。

▼ 那須町観光ガイド

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