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長崎県「対馬」の原生林を目指して島旅へ!おすすめの森林浴&パワースポット5選

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長崎県の「対馬」は、面積のほとんどを山林が占める、森林浴に絶好の観光地です。また、海に面する離島ならではの絶景も満載!今回はそんな対馬の雄大な自然とパワーに癒される、おすすめスポットをご紹介していきます。

縄文の森が今も遺る「龍良山原始林」

対馬は、全体の89%が山地を占める「山の島」。山岳信仰の聖地として、立ち入りや樹木の伐採が禁じられた原生林が多く存在しています。そんな信仰によって守られてきた原生林が遺る山の一つが、厳原町南部に位置する標高559mの「龍良山(たてらやま)」です。

この山の麓に広がる原始林は、極めて自然度の高い照葉樹林が遺っていることから、国の天然記念物に指定されています。木々の平均樹齢は推定200年で、スダジイ・イスノキなど暖帯系広葉樹の巨樹が多く生い茂る絶好の森林浴スポット。木漏れ日が心地よく、フィトンチッドの香りに癒されるトレッキングが楽しめます。登山口から山頂までの往路は90分、復路75分程度です。

住所
長崎県対馬市厳原町豆酘字西龍良
アクセス
厳原港から車で約30分
電話番号
0920-52-1566(対馬観光物産協会)

森林浴も楽しめる海中のパワースポット「和多都美神社」

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【和多都美神社(わだつみじんじゃ)】(長崎県対馬市) @art.mochida.daisuke 古来より大陸航路の要衝であり、国防の最前線でもあった対馬は、航海守護や武神などの古い神々が鎮座し、古神道の源流が色濃く残っている独特な島です。 平安時代の延長5年(927年)に成立した『延喜式神名帳』に数えられる古社は全国で2861社が記録され、これらの神社は「式内社」と呼ばれています。 つまり、式内社は、当時すでに官社として認定されていた神社であり、由緒ある神社として知られていたことになります。そのなかに「明神大社」という社格のものがあります。「明神大」と略されたりしますが、これは、式内社の中でも特に朝廷にとって重要だったお社ということなんですが、なんと対馬にはこの明神大のお社が、「6社」もあるのです。ちなみに式内社は対馬だけで29社、九州全体(107社)の三分の一近くが集中しているという密集率で、市としては全国最多。これが対馬が神道の源流といわれる由縁です。 しかも、江戸時代初頭には島内に神社が455社あったという記録があるそうです。現在はかなり減って130社だとのこと。神社の数がとても多いのが対馬で、この「和多都美神社」も式内社の明神大社とされる由緒あるお宮です。  対馬には多くの神社があり、当然それに比例して多くの神々が鎮座していますが、特に重要視されてきたのが、海神の娘・トヨタマヒメと、神功皇后(ジングウコウゴウ)です。トヨタマヒメは『古事記』の海幸山幸伝承に登場する女神で、初代天皇である神武天皇の祖母にあたります。航海守護・安産・豊漁などの庶民にも身近な神徳があり、古くから島民に親しまれてきました。 一方、神功皇后は懐妊したまま三韓(朝鮮)征伐を行ったとされる勇ましい女傑で、御子の応神天皇とともに「八幡神」として全国の八幡神社に祀られています。神功皇后は九州北部に縁の深い女神であり、対馬にもたくさんの伝承地があります。 トヨタマヒメは外国への航海(交流)の守護神、神功皇后は外国から国土を守る女神であり、これはそのまま対馬の歴史的役割(交流と国防の最前線)を表しています。 和多都美神社は、山幸彦とトヨタマヒメを祀る海宮(わたづみのみや)で、古くから竜宮伝説が残されています。本殿正面の5つの鳥居のうち2つは、海中にそびえ、潮の干満により、その様相を変え、遠く神話の時代や、竜宮城(海宮)を偲ばせる神秘的な雰囲気を漂わせています。干潮時は、一の鳥居まで歩いていくことが可能だそうです。ただし、湿地になっているので、足元にはご用心を。 九州内の式内社の中で、トヨタマヒメを御祭神としている神社は10社。そして、その中心となるのが浅芽湾の入り江にたたずむ古社・和多都美神社なのです。参道脇には珍しい三つ柱鳥居などもあり、さらに本殿の裏手には2つの岩があります。これは御祭神のトヨタマヒメ墳墓とされ、神聖で厳かな雰囲気で佇む大岩は、独特の雰囲気がありパワーを感じる方も多いスポットです。 対馬は和多都美神社以外にも見どころは沢山ありますが、神社好きならば一度は参拝したい地ですね。 ========================= フォロワー様限定で無料オラクルカードセッションも受け付けています。 古事記勉強会、守護神鑑定、恵方鑑定DMにてお気軽にご連絡ください。@art.mochida.daisuke ========================= #神社好きとつながりたい #古事記 #日本書紀 #神社参拝 #神社 #拝殿 #神社巡り #神社好き #注連縄 #鳥居好き #墨絵 #墨絵アート #和多都美神社  

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海の中に鳥居がそびえる、フォトジェニックなパワースポットが「和多都美(わたづみ)神社」。満潮時、本殿正面の5つの鳥居のうち2つは海に沈み、その光景はまるで竜宮城のよう。海の神である豊玉彦尊(とよたまひこのみこと)が、かつてこの地に「海宮(わたづみのみや)」と名付けた宮殿を造ったことが始まりといわれています。

和多都美神社は、「山幸彦」として知られる彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)と、豊玉姫命(とよたまひめのみこと)を祀る神社です。神話によると、「海幸彦」(山幸彦の兄)の釣り針を無くした山幸彦が、釣り針を探すたびに出掛けたところ、亀に出会ってこの海宮に辿り着いたそう。そこで豊玉彦尊の娘・豊玉姫命に一目惚れし、結婚したという「竜宮伝説」が言い伝えられています。

神社のご利益としては、縁結びや安産、海上安全など。記念に気になるお守りを授かるのもおすすめです◎。

和多都美神社は、潮の満ち引きによって変わる独特の絶景だけでなく、社殿の裏にある巨樹が生い茂る森林も癒しスポットの一つ。鬱蒼とした原生林の中を遊歩道沿いに進むと、苔むした古い鳥居があり、趣のある一面緑の世界。深呼吸をすれば、心がスーッとリラックスしていく感覚が得られるでしょう。森の奥にひっそり佇む豊玉姫命のお墓も、セットでお参りしてみては。

住所
長崎県対馬市豊玉町仁位字和宮55
アクセス
対馬空港から車で約40分
電話番号
0920-52-1566 (対馬観光物産協会)

樹齢1000年超のスギの木が生い茂る史跡「万松院」

国指定史跡である「万松院(ばんしょういん)」は、対馬藩主・宗家の菩提寺です。

1615年に宗家20代義成が、父・義智の冥福を祈って創建した古寺で、宗家一族の墓所である御霊屋(おたまや)があります。ここは非常に大きな墓所で、金沢市の前田藩墓地、萩市の毛利藩墓地とともに「日本三大墓地」のひとつに数えられています。

万松院の絶景癒しスポットが、御霊屋へと続く132段の石段「百雁木(ひゃくがんぎ)」。対馬島内の石を使って作られた低く緩やかな階段で、左右はスギや竹が林立する趣溢れる緑のトンネルです。秋には紅葉の美しい絶好の撮影スポットでもあります。

また、墓所の手前には樹齢1200年ともいわれる大スギの巨木が3本あります。対馬一の樹齢を誇る杉で、宗家の歴史を感じられるパワースポット。巨木を見上げ、木陰で癒しのひとときを送ってみてはいかがでしょうか。

住所
長崎県対馬市厳原町厳原西里192
アクセス
厳原港から徒歩約15分
電話番号
0920-52-0984
営業時間
8:00~17:00(夏期は18:00まで)
定休日
年中無休
料金
大人300円、中高生200円、小学生100円

対馬の霊峰!九州百名山の「白嶽」でトレッキング

対馬のシンボル的な存在が、古くから島民と霊峰と崇められている「白嶽(しらたけ)」です。九州百名山の一つに数えられる名峰で、この麓での森林散策やトレッキングもおすすめのスポット。

白嶽周辺の原生林は、朝鮮半島などの大陸系の植物や日本固有の植物が共生する非常に珍しい生態系を持つことから、国の天然記念物にも指定されています。標高519mと比較的標高の高い山ですが、山頂までの登山道が整備されており、初心者でも気軽に登山を楽しめるのも魅力◎。

山頂までの登山にかかる時間は90分ほどで、道中では春には咲き誇る花々、夏には新緑の自然、秋には紅葉、冬は澄んだ空気の中での登山をそれぞれ満喫できます。森林浴だけでなく、四季折々の美しさに癒されるトレッキングルートです。

登山道の途中からは傾斜が強く、岩場を超える必要がありますが、山頂からの景色はまさに絶景。360°のパノラマビューの中、浅茅湾や白嶽山系の山々、天気が良ければ韓国の山並みをも望むことができます!体力に自信のある方は、白嶽でしか見られない眺望をぜひ目に収めたいところ。

住所
長崎県対馬市美津島町洲藻
アクセス
厳原港から車で約50分
電話番号
0920-52-1566(対馬観光物産協会)

おわりに:海、森、山…多彩な自然の表情に癒される対馬で島旅を!

海に沈む美しい鳥居、太古の森での森林浴、霊峰でのトレッキングなど、多彩なアクティビティを楽しめるのは自然が多く遺る対馬ならでは。森林散策やパワースポットで癒されたい方はもちろん、さまざまな絶景を満喫したい方はぜひ対馬での島旅を♪

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