家族で登山に行こう!子どもの服装や持ち物のおすすめは?

自然・アウトドア
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山やコースを変えれば難易度調整がしやすい登山は、家族で楽しめるアクティビティです。

そこで今回は、子どもも一緒に家族で登山に行くための装備・準備について解説。ケガを防ぎ、最後まで家族みんなで登山を楽しむためのポイントと一緒に紹介していきます。

子どもと一緒に登山!服装の基本は?

山中では天候と標高のために天候が変わりやすく、さらに、歩いているときと休憩中では体感温度もかなり違ってきます。

いかにうまく体温と体調を管理するかが、登山を楽しむためのカギとなります。

このため、登山には吸汗性・速乾性に優れ、薄くて脱ぎ着しやすい化繊でできた服を何枚も重ね着していくのが基本。

以下に、子どもが登山するときに着ていくべき基本的な服装をまとめていますので、まだ自分でうまく体温調整や服装管理ができない子どもの代わりに準備してあげましょう。

登山する子どもの適切な服装

  • 一番下には、季節に合わせてドライ加工の半そでまたは長袖インナーを着用
  • インナーの上には、動きやすいジャージやスポーツウェアを着せる
  • 上着として、前にファスナーがついたパーカーやフリース、ウインドブレーカーを持参
  • 下半身は、上半身と同様にジャージを。季節によっては、スポーツ用のタイツを着用
  • ウールやポリエステルが配合された、少し厚めの靴下
  • トレッキングシューズや登山靴、または履き慣れたスニーカー
  • 日焼け予防のためのハット、またはキャップ
  • 急な雨に備えるため防水性、透湿性に優れた上下別タイプのレインウェア
  • 日帰り登山で20~30Lくらい容量のバックパックやリュック

服の色は何でも構いませんが、黒は山中にいる蜂を刺激してしまうので避けてくださいね。

子ども用登山靴は必要?スニーカーでもいい?

トレッキングシューズや登山靴は、舗装されていない道を長時間歩き続けても疲れにくく、足を傷めにくいつくりになっています。

具体的にはソールが厚く、足首を補強して捻挫を防止するようなつくりになっていて、一般的なスニーカーとは履き心地も変わってくるでしょう。

このため、初めてトレッキングシューズや登山靴を履く子どもは戸惑ったり、足首に自由がない履き心地を嫌って履きたがらないケースも多いです。

また、子ども用につくられたトレッキングシューズや登山靴自体も少ないため、子どもが登山する場合にはスニーカーでも構いません。

ただし、山道は市街地に比べて凹凸が多く、滑りやすくなっています。登山中の事故やケガのリスクを減らすため、以下の条件を満たすスニーカーを探してあげましょう。

子どもの登山に適したスニーカーの特徴

  • 荒地や濡れている道でも滑りにくい、厚く溝の深いソールのもの
  • 防水性と撥水性、透湿性に優れ、ぬかるみを歩いても浸水しにくいもの

なお、サイズの合っていない靴は靴擦れやケガの原因となります。登山に使用する靴も、必ず試着・調整のうえで購入してくださいね。

子どもは汗っかき!冷えや危険から守るために準備したいものは?

先述した登山用の服装のうち、子どもを汗冷えによる体調不良から守ってくれるのが登山用語で「ベースレイヤー」と呼ばれるインナーです。

直に肌に触れて、登山中の汗を最も多く吸収するインナーの質は、子どもの登山の快適さや体温調整の成否を大きく左右します。

汗冷えを防ぐために、インナーは必ずナイロンやポリエステルなど化学繊維からできたものを選んでください。

これは、化学繊維に登山やスポーツ中にうれしい以下の性能が確認されているため。

化学繊維の特徴
  • 乾きやすいため、汗などで濡れても体を冷やしにくい
  • 汗や水で濡れた状態でも、他の繊維に比べて温かい状態を保ちやすい

綿素材のインナーでは乾きにくく重いため、汗で体を冷やす原因となります。
普段から時々、登山用の化繊製インナーの着心地に慣れさせておいて、登山本番で問題なく着られるようにしておきましょう。

また子どもの体温管理のために、体温計もあると便利です。

活発に動き回る子どもは、大人が気づかないうちに熱中症や低体温症になっているリスクもあります。長めの休憩時には、体温を測るようにしましょう。

最後まで登山をエンジョイするために!子どもを楽しませる工夫

登山は、頂上をめざし山の中を歩く時間の連続です。子どもの性格によっては、途中で「もう歩きたくない」「帰りたい」などとぐずりだすかもしれません。

飽きやすい子どもに最後まで登山を楽しませる方法として有効なのが、子ども本人に道中で食べるおやつを持たせること。

あらかじめ登山コースと休憩のポイント、回数をおおまかに伝えておき、それぞれの休憩箇所をおやつポイントとします。

そして1ポイントについて1袋、または一定量のおやつを食べていいことにしておくと、子どもが登山を頑張る良いモチベーションになります。

子どもがある程度大きいなら、登山の間に食べる全体量のおやつを渡し、休憩の回数に合わせ1回に食べる量を本人に考えさせるのも良いでしょう。

家族登山におすすめの山は?ケガの予防や対応方法

子どもを連れて初めて登山に臨むなら、子どもの体調やモチベーションに合わせて時間やコースを短縮できる、以下のような山を選びましょう。

初めての家族登山におすすめの山
  • 山頂付近までロープウェイや道路が通じていて、ショートカット可能
  • 2時間くらいで沢や森など、子どもが楽しいスポットを堪能できるコースがあるところ

本人に長時間歩くモチベーションがないようなら、まずは山頂が見える麓の沢や森で遊ぶところから始めてください。

子ども本人が遠くに見える山に興味を持ったり、年齢とともに登山への体力・モチベーションが上がってきたら、時間のかかるコースや本格的な登山に挑戦すると良いでしょう。

なお、登山中の子どものケガを予防・対処するための準備物としては、以下が挙げられます。

登山中の子どものケガを予防し、応急処置するための装備

ケガを予防するためのもの
  • 虫よけスプレー
  • 紫外線対策の防止、日焼け止めクリーム
  • 熱中症予防のための水、スポーツドリンク、塩タブレット、保冷剤
  • 破れにくい手袋
ケガをしたときのためのもの
  • 傷口を洗うための水
  • 傷口を保護するため絆創膏、ガーゼ、テープ
  • 捻挫した箇所を補強するためのテーピング
  • 捻挫した箇所を冷やすための保冷剤

好奇心旺盛な子どもは、大人よりも山でケガをするリスクが高いです。最低でも以下の物は持参し、ケガへ万全な備えをしたうえで家族登山に臨みましょう。

おわりに:しっかり準備して、子どもとの登山を安全に楽しもう!

子どもを連れた登山では、子どもたちが登山を最後まで安全に楽しめるよう、同行する大人がしっかり準備してあげる必要があります。具体的には、まず体温調節がしやすい素材・枚数の登山用の服や靴を、天候や季節に合わせて用意してあげること。そして子どもたちが楽しく登山を終えられるよう、おやつの持ち方や与え方を工夫し、問題なくケガを予防・応急処できるだけの装備を持参し、サポートしてあげてください。

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