黒酢と普通の酢の違いとは?どんな健康効果があるの?

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独特の風味と酸味、そして褐色が特徴的な黒酢は、一般的な酢とどう違うのでしょうか。

今回は黒酢がどんな調味料なのか、一般的な無色・黄色い酢との違いや、含有する栄養成分とその健康効果と一緒に解説していきます。旅先のグルメやお取り寄せを楽しむときの参考にしてください。

黒酢ってどんな酢のこと?

一般的な酢と黒酢には、見た目・味・香りに以下のような違いがあります。

一般的な酢と比べた、黒酢の特徴
  • 色が濃く、茶褐色または黒色をしている
  • まろやかな酸味、独特の香り高さや味わいがある

これらの違いは、原料や醸造期間の違いによるものです。

一般的に酢と呼ばれているものは、米や小麦・大麦などの穀物を使った醸造酢のことです。
黒酢の主原料は、一般的な黄色い酢と同じく米ですが、米の精米度合いや発酵に使われる麹の種類・期間に以下のような違いがあります。

一般的な酢と黒酢の違い
  • 主原料となる米が、精米度合いの低い玄米など茶色いものを使っている
  • 酸味を生み出す発酵の期間が数か月以上と、一般的な酢と比べて長い
  • 発酵期間が長いため、アミノ酸と糖が反応して褐色に変化していく
  • そもそも、発酵に使われる麹の種類が違う

一般的な酢と異なる香りや味わいを楽しめること、そして高い栄養価・健康効果が期待できるとして、黒酢はここ数十年「健康食品」として認知されてきました。

その人気はすさまじく、一時期には酢に人工的に着色しただけの黒い酢を、黒酢として販売する事業者も現れたほどです。

しかし、2004年には農林水産省が酢の分類に「黒米酢」と追加規定し、本来の製法で作られたもののみを黒酢として販売できるよう法整備しています。

黒酢に期待できる健康効果は?

黒酢を摂取することで得られる健康効果としては、以下が挙げられるでしょう。

血流の促進・冷えの改善

黒酢に豊富に含まれるアミノ酸には、血液のサラサラにし流れを良くする作用があります。

またリジン、ロイシン、メチオジンには、コレステロールや中性脂肪が血中に溜まるのを防ぐ効果が期待できます。

このため、黒酢を継続的に摂れば全身の血流改善、またこれによる冷えの改善、高血圧や動脈硬化などの生活習慣病予防効果も得られるでしょう。

疲労回復の促進

黒酢に含まれるアミノ酸、クエン酸には、持久力向上や疲労回復効果が得られるとされます。
運動の前後に黒酢を飲めば、運動パフォーマンスの向上や、運動後の体の回復を助けてくれますよ。

便秘の改善

黒酢には、大腸の働きを活性化する作用があるとされます。便秘がちな人が黒酢を飲めば、
腸の調子が良くなり、下剤を使わなくても便秘を改善できるでしょう。

ダイエット・美容への効果

黒酢の以下成分には、それぞれ美容に役立つ働きをすることが確認されています。

アミノ酸とクエン酸
脂肪の代謝を促進し、脂肪の燃焼をサポート
グリシン
皮膚や粘膜を整え、炎症や乾燥から守る
アスパラギン酸、チロシン、セリン
肌細胞の代謝を促進し、ターンオーバーを助ける
メラノイジン
強力な抗酸化作用で、加齢による細胞の酸化・老化を防ぐ

このため黒酢には、健康だけでなくダイエットや美肌など、美容への効果も期待できるのです。

おわりに:一般的な酢と原料や発酵期間の異なる黒酢には、黒酢特有の健康効果が期待できる

玄米や精米度合いの低い茶色い米を原料に、長期間の発酵を経て作られる黒酢。黒色または褐色をしていて、独特のまろやかな酸味や香り高さがあるとされます。一般的な酢にはない栄養成分を含むため、近年では健康・美容へのさまざまな効果が期待できる健康食品としても人気を集めています。生活習慣病予防や便秘改善、疲労回復、美肌やアンチエイジング効果まで期待できるので、調味料として日々の食事に取り入れてくださいね。

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