タコの栄養効果と食べ合わせが良い食べものって?

グルメでケア
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煮込んで柔らかくしても、さっと湯通ししてコリコリした食感を活かしてもおいしいタコ。

今回は、タコの栄養価について解説。種類別のタコの特徴や違い、含まれている栄養に期待できる効果と適切な食べ合わせを、一緒に見ていきましょう。旅先のグルメやお取り寄せを楽しむときの参考にしてください。

食用のタコにはどんな種類があるの?

日本では古くから、好んでタコが食べられてきました。その歴史は古く、弥生時代の貝塚からタコ壺らしき漁具が出土したほどです。

現在、世界には約200種類、日本近海だけでも約60種のタコが生息しているとされますが、一般的にスーパーで販売されているのは以下の4種類でしょう。

マダコ

  • 日本中部以南をはじめ、世界中の海で生息している代表的な種類
  • 日本で食べられているタコのうち、約80%はこのマダコ。海中の岩場や砂地に、穴のような巣を作って生息する
  • 平均的な大きさは、足を含めて40~60㎝ほど
  • 夏から秋にかけて旬を迎え、適度な歯ごたえと強いうま味がある
  • 地域によっては「アカシダコ」「アフリカダコ」と呼ばれることも

ミズダコ

  • 日本の中部以北、北海道および北太平洋の寒冷な海に広く生息する種類
  • 足を合わせると全長3mに達することもある、世界最大級のタコ。水深100~200mの海底を好む
  • マダコに比べて柔らかく、水っぽい肉質。別名は「シオダコ」「オオダコ」「ホッカイダコ」

イイダコ

  • 日本では北海道より南、中国の領海にも生息している種類
  • 全長は30㎝前後と小型で、波が穏やかな水深10m前後の海域を好む
  • 卵を持つ秋から冬にかけて旬を迎える
  • 名前の由来は、煮ると胴部分に米粒が詰まっているように見えるから
  • 別名「コモチダコ」「イシダコ」「カイダコ」

テナガダコ

  • 北海道から九州まで、ほぼ日本全国の海で獲れる種類
  • 浅い海の泥に穴を掘って巣とし、5~6月にかけて産卵期を迎える
  • 全長は70㎝とやや大型
  • マダコに比べ味の質は良くないが、生食できる点が評価され、近年人気が高まってきている

タコに含まれる栄養と期待できる健康効果は?

タコに含まれている代表歴な栄養成分としては、以下が挙げられます。

タコに含まれる栄養成分
タンパク質、タウリン、亜鉛、べタイン、ビタミンB群

以下からは、これらの働きによって得られる健康効果について、紹介していきます。

体づくりに役立つ

タコの主成分であるタンパク質は、人間に必要な三大栄養素のひとつです。また、タコのうま味の源であるアミノ酸も、体を構成する細胞を作るのに役立ちます。

タンパク質はタコなどの魚介類・肉類全般、そして豆類や乳製品に含まれていますが、タコはこれらタンパク源のなかでも脂質が少ないという特徴があります。
余分な脂肪やカロリーを摂らずとも、体に必要なタンパク質をしっかり摂れるタコは、体づくりに役立つ食品と言えるでしょう。

ダイエットに役立つ

先述した脂質の少なさ以外にも、タコには、ダイエットに嬉しい以下の効果が期待できます。

  • べタインによる、血中のコレステロール値の低減
  • 身の硬さと強いうま味による、食後の満足感・満腹感の向上
  • アミノ酸による、脂肪の燃焼と代謝の促進

目の疲労感、トラブルを改善する

タコに含まれるビタミンB2、ビタミンB6には、目のピントや取り込む光の量を調節する機能を助ける作用があります。
継続的に食べれば眼精疲労の緩和、目のトラブル改善効果が見込めるでしょう。

生活習慣病予防

タコには、生活習慣病予防に効果的な働きをする、以下の栄養成分が含まれています。
以下を見てわかるように、タコは高血圧、高脂血症、糖尿病の発症予防だけでなく、これらが原因で起こる動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などの重大疾患の予防にも役立つのです。

タウリン

  • 血液中のコレステロール値、中性脂肪値を下げて適正化する
  • 不純物を取り除くことで、血液をサラサラにし全身の血流を促進する
  • インスリンの分泌を促進し、血糖値の上昇を抑制する
  • 肝臓の働きを助け、機能を向上させて老廃物の排出、疲労回復を促進する
  • 血圧を下げて適正化する

亜鉛

  • 新しい細胞の生成、生まれ変わりを促進する
  • 肝臓や腎臓など、エネルギーの代謝・排出にかかわる臓器機能を改善する
  • 肌や粘膜、髪を正常な状態に戻し、免疫力と向上させる
  • 味覚障害と男性の生殖機能障害を防ぎ、乳児や胎児の成長を助ける

ビタミンB6

  • インスリンの分泌にかかわり、血糖値の上昇抑制に役立つ

べタイン

  • 血中のコレステロール値を低下させる

タコと栄養面で相性がいい食べものは?

最後に、栄養的に見てタコと食べ合わせの良い食材と、狙える健康効果と一緒に紹介します。

冷えや貧血、血流を改善したいなら
ほうれん草、ニンジン、ニラ、パセリ、セロリ、ショウガ、酢、うど
疲労回復を促進し、元気になりたいなら
イカ、牡蠣、シジミ、エビ、卵、ニラ、ヤマイモ、アシタバ、アスパラガス、とうもろこし
頭痛、めまいを解消したいなら
うど、ショウガ、セロリ、酢
胃腸の働きを助け、痔の改善やがん予防をするなら
シイタケ、大根、ブロッコリー、ミョウガ、酢、ニラ

おわりに:緑黄色野菜や薬味、酢や他の魚介類と一緒にタコを食べよう

低脂質で高タンパク、噛み応えとうま味のあるタコには疲労回復と滋養強壮、ダイエット、生活習慣病予防の効果が期待できます。またタコによる健康効果は、他の食品が持つ栄養成分で補ったり、吸収を促進することで、より高めることも可能です。本記事で紹介した食べ合わせを参考に、毎日でもタコをおいしく食べられるよう工夫してくださいね。

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