カニを食べることの健康上のメリットとは?

グルメでケア
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年末年始を中心に、冬のごちそうの代名詞のひとつであるカニ。さまざまな調理法でおいしくいただける食材ですが、どのような栄養が含まれているのでしょうか。
今回は食用のカニの種類と栄養、食べることで得られる健康効果を解説していきます。旅先のグルメやお取り寄せを楽しむときの参考にしてください。

日本食べられるカニにはどんな種類がある?

全国的に広く食べられているのはズワイガニ、タラバガニ、毛ガニの3種類ですが、一部地域限定、また海外から入ってきて食べられているものもあります。

以下からは、日本で食べることのできるカニの種類・特徴を、一般的なものとちょっと珍しいものの計7種類、紹介していきます。

ズワイガニ

細い脚、アミノ酸豊富で甘味のある味わいが特徴的なカニです。
日本全国で幅広く食べられており、地域や等級により本ズワイガニ、紅ズワイガニ、大ズワイガニなどさまざまな呼び名があります。

脚も味噌も食べることができ、鍋でも焼きでも、刺身でも楽しめます。

タラバガニ

ギザギザした甲羅、太い脚が特徴的な大型のカニです。
太い分プリプリとした食感で食べ応えがありますが、あっさりとした淡白な味わいが特徴。

焼きガニ、または鍋にして身を食べるのが一般的ですが、味噌はほとんどありません。

毛ガニ

全身をふさふさした短い毛に覆われたカニです。日本海~オホーツク海まで寒冷な海に幅広く生息していて、北海道ではほぼ1年中獲ることができます。

味噌が絶品とされ、そのクリーミーさを味わえる塩ゆで、蒸しガニ、味噌の入った甲羅に酒を入れて飲む甲羅酒にして味わうことが多いです。

ハナサキガニ

タラバガニよりは小ぶりながら、全身をトゲに覆われたカニです。
火を通したときの真っ赤な色、そして太く短い脚が特徴的で、北海道の納沙布岬(のさっぷみさき)でしか獲れません。このため、基本的には北海道内でのみ流通しています。

主に肉厚な脚の身、卵や内子を楽しみますが、味噌はクセがあるのであまり好まれません。

タカアシガニ

水族館で深海魚として展示されていることも多い、大きく原始的なカニ。太平洋側の150~800mの深海に生息していて、学術的に貴重であるため食用にすることは少ない種類です。

静岡県・西伊豆の一部地域でのみ郷土料理として食べられていて、あっさりとして上品な味わいの身と濃厚でクリーミーな味噌が楽しめます。

イチョウガニ

特に欧米で食べられてきた種類のカニで、10cmほどの甲羅を持つ小型な種類。イギリスやアイルランド、アメリカ近海で獲ることができます。

日本では獲れても食用にされることはありませんでしたが、近年では、海外からボイルして輸入したものを提供するレストランもあります。
きめ細やかで甘い身、濃厚な味噌、クリームのようになめらかな卵巣が美味です。

上海ガニ

中国と朝鮮半島の近海、そして長江流域に多く生息するカニです。正式名称は「チュウゴクモクズガニ」で、中国を代表するグルメのひとつとして日本でも知られています。

甲羅のなかの味噌、脚の身、そして産卵期を迎える晩秋にはメスの卵とオスの白子をそれぞれ味わえます。性別により、身の味にも違いがあるようです。

カニに含まれる栄養と健康効果って?

カニに多く含まれる栄養について、それぞれに期待できる健康効果と一緒にご紹介します。

アスタキサンチン

カニの赤色のもととなっている栄養成分。強力な抗酸化作用、細胞を酸化によって老化・劣化させない作用のある色素で、若さと健康維持に役立つとされています。

亜鉛

特に細胞の代謝、男性の生殖機能維持にかかわる栄養成分。不足すると味覚障害、生殖機能低下の原因となるため、カニを食事に加えてこまめに摂取しましょう。

血液の流れにのって酸素や栄養を全身に運ぶ、ヘモグロビンの生成にかかわる栄養成分。鉄分と同じくらい体に必要な成分であり、不足すると貧血や体調不良の原因となります。

ビタミンB12

赤血球の製造、細胞の再生、正常なホルモン分泌にかかわる栄養成分。貧血、自律神経の失調、不眠の予防に効果的な健康維持に欠かせない成分です。

ナイアシン

食べ物に含まれる脂質、タンパク質、糖を、体を動かすためのエネルギーに変換するのを助ける栄養成分。下痢、口内炎、神経炎など皮膚や粘膜・神経の炎症やトラブルを抑える効果が期待できます。

ビタミンE

アスタキサンチンと同じく、強力な抗酸化作用のある栄養成分。加齢・老化が原因で起こる不調や疾患の発症リスクを避け、生活習慣病を予防してくれると言われています。

おわりに:カニはおいしいだけじゃない!健康効果も期待できる食材

抗酸化作用のあるアスタキサンチンやビタミンE、血液の生成や血流促進が期待できるビタミンB12・胴・亜鉛など、カニにはさまざまな栄養成分が含まれています。冬のごちそうというイメージが強く、栄養成分や健康効果に目を向けられることが少ないですが、私たちの健康にも役立つ食べ物なのです。正しい栄養知識を持ち、普段の食卓にも無理のない範囲でカニを取り入れて、健康効果を享受してくださいね。

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