ウズラの卵は鶏卵よりも栄養豊富?期待できる効果とおすすめの食べ方とは?

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ちょっとした薬味や、中華料理の具材としておなじみのウズラの卵。

今回はウズラの卵が持ち栄養、私たちの健康への効果についてウズラの卵の選び方や適切な保存方法、食べ方のポイントなどと一緒に解説していきます。旅先のグルメやお取り寄せ、毎日の健康管理に役立ててください。

ウズラってどんな鳥?

ウズラは紀元前3,000年の昔から、人間とともに生きてきたと言われている鳥です。
日本人にとってウズラが身近な存在になってきたのは江戸時代とされ、当時は飼育するウズラの鳴き声を競い楽しむことが流行しました。

ウズラの特徴は成長が早いこと、そしておよそ110gで茶褐色の体をしたオスよりも、胸のあたりが白く斑点の多いメスが130gと大きいことが挙げられます。

世界には20種類ものウズラが生息しているとされますが、日本に生息するのは1種類のみです。
いま私たちの食卓に卵を届けてくれている日本のウズラは、卵をたくさん産むよう野生種を家畜用に改良したニホンウズラになります。

ニホンウズラのメスは生後40日を過ぎると卵を産み始め、年間およそ250個もの卵を産みます。
ウズラの飼育数がとくに多いのは愛知県で、次いで千葉県、群馬県の順に多く、日本国内産のウズラの卵の生産を担っています。

ウズラの卵の栄養の特徴と期待できる効果は?

ウズラの卵は鶏卵と同じく、消化・吸収がしやすい栄養効果の高い食品です。ウズラの卵はとても小さいですが、私たちの健康に役立つ栄養成分が豊富に含まれているのです。
以下にウズラ卵に含まれる栄養成分と、期待できる健康効果をそれぞれ見ていきましょう。

ビタミンB12
  • 葉酸とともにヘモグロビン生成を助け、脳や神経の働きを正常に保つ栄養成分
  • 記憶力や集中力の向上が期待でき、ウズラの卵には鶏卵の5~6倍量含まれている
葉酸
  • 細胞の拡散を合成して赤血球、細胞の生成や分裂を促す栄養成分
  • 体の発育を促進し、貧血を予防する効果が期待できるとされ、細胞分裂が盛んな胎児を宿す妊娠初期の女性には特に必要とされる
  • ウズラの卵の含有量は、鶏卵のおよそ2倍
鉄分
  • 血液にのって全身に酸素や栄養を運ぶ赤血球、ヘモグロビンの主成分
  • 体内に摂取するとおよそ25%が肝臓に貯蓄される
  • ウズラの卵は鉄分の含有量が多く、ほうれん草のおよそ1.5倍量が含まれている
リン
  • ミネラルの一種
  • カルシウムやマグネシウムと一緒に、骨や歯、筋肉、脳、神経など体の組織を作る原料となる
  • ウズラの卵には、牛乳に含まれるおよそ倍量のリンが含まれている
ビタミンB1
  • 糖質の代謝や、皮膚や粘膜の健康維持にかかわる栄養成分
  • 食事からの摂取で脳や神経の働きの向上、免疫力の向上、ストレス軽減効果が期待できる
ビタミンB2
  • 皮膚や粘膜お健康維持、そして糖質、脂質、タンパク質の代謝を補助する栄養成分
  • 人間が活動するときのエネルギー代謝、消費に不可欠な栄養成分で、普段から活発に活動をする人ほど不足しがち
  • 美容やアンチエイジング効果も期待できるとされる
ビタミンK
  • 出血時に、血液を凝固させてかさぶたを作り、止血するのに不可欠な栄養成分
  • 骨と血液を正常に保つのに役立ち、骨の形成を促す作用もあるため、骨粗鬆症への効果も期待されている
ビタミンB6
  • タンパク質のエネルギー変換、筋肉や血液をつくる作用のある栄養成分
  • 日ごろから肉類や魚類、乳製品などタンパク質をたくさん摂る人に特に必要な成分で、皮膚や粘膜の健康維持、免疫力向上が期待される
ビタミンA
  • 別名「レチノール」
  • 細胞の発育や目の機能、肌の状態に影響を与える栄養成分
  • 積極的な摂取で免疫力や視力の向上、美肌効果、アンチエイジング効果を期待できる
オボムコイド
  • 卵アレルギーの一因とされる成分だが、人の腸内成分トリプシンと親和性が高いために、アレルギー症状を緩和することがわかっている
  • アレルギー症状緩和のための薬やサプリメント、またワクチンの材料としてウズラの卵が一部使用されている

ウズラの卵の選び方、保存方法、茹で方のポイントは?

ウズラの卵は水分量があり、重量があるものほど新鮮です。鮮度を確認する方法としては、以下が挙げられます。

ウズラの卵、鮮度の確認方法
5%の食塩水、または40~49度のお湯にそっと入れる。沈むものほど新鮮

ただ、パック詰めで販売しているウズラの卵を購入前に水に鎮めることができませんよね。
お店でパック詰めされたウズラの卵を購入するときは、鶏卵と同様に生食可能な賞味期限を参考に鮮度をはかりましょう。

ウズラの生卵の賞味期限は、パック詰めされた日より最大で21日間と決まっています。
つまり賞味期限が遠いほど、近日中に採取・パック詰めされた可能性が高いということになります。

購入したウズラの卵は、冷蔵庫など10度以下になる環境で保存してください。このとき、空気が入っている丸い方が下になるよう収納すると、鮮度を維持しやすくなります。

一般家庭の冷蔵庫でウズラの卵を保存するうえでの注意点は、以下の通りです。

上手なウズラの卵の保存方法
  • ニオイがうつってしまうので、果物や匂いの強いものからは離す
  • 変質してしまうため、生でも火を通していても、冷凍保存はしない
  • ヒビが入っているものは細菌が侵入しているかもしれないので、生食しない
  • 細菌繁殖を防ぐため、食べる直前までは割らずに保存すること

購入時のウズラ卵の選び方、適切な保存方法についてわかったら、あわせておいしい茹で方についても学んでいきましょう。

おいしいウズラの卵の茹で方
  1. 鍋に水を入れ、火にかける前にそっとウズラの卵を投入
  2. その後は火にかけ、沸騰してから3分くらい煮たら火を止める

茹でている間に箸でゆっくりと鍋をかき混ぜれば、黄身の偏りを防ぐことができます。
また、茹でる際の水に食塩を入れておけば、茹であがったウズラの卵にかるい塩味を付けることもできます。

うずらの卵は保存食に向いている?

生食用としては最大3週間、茹でると3日ほど日持ちするウズラの卵ですが、茹でて調味液に漬ければ2週間程度日持ちするおいしい保存食になります。

調味液に漬けこむことで余分な水分が抜け、さらに調味料が持つうま味、栄養成分を卵が吸い込むため、ただ茹でて食べるよりも栄養価が高くおいしい食品となるのです。
漬け込む調味料や調味液の例としては、以下が挙げられるでしょう。

ウズラの卵を保存食にするのに適した、調味液の例
  • 酢、水、砂糖、塩、ハーブで作るピクルス液
  • 煮切ったみりんと味噌を混ぜた味噌床
  • 醤油、みりん、水、ニンニクを煮て作る醤油液
  • カレー粉、醤油、みりん、砂糖、水で作るカレー液 など

以下に、抗酸化作用の高いカレー粉と食材の栄養吸収を高める酢を使った、ウズラ卵のカレーピクルスのレシピをご紹介します。

トータル15分くらいでできる簡単なレシピですので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

ウズラ卵のカレーピクルスの作り方
  1. ウズラ卵20個を硬めに茹で、殻をむいておく
  2. 酢1/2カップ、砂糖大さじ2、カレー粉小さじ2、ローリエ2枚、粒こしょう少々を混ぜ合わせ、調味液をつくる
  3. あらかじめ煮沸、または高濃度のアルコールなどで消毒しておいた密閉容器にウズラの卵と調味液を入れ、3~4日漬け込む
  4. 漬け込んでいる間、何度か漬け汁を混ぜて味が均等に行き渡るようにする
  5. しっかり卵の白身の色が変わったら出来上がり。2週間以内に食べきります

おわりに:栄養豊富なウズラ卵は保存食向き!もっとおいしく、続けて食べよう

鶏卵に比べると食卓にあがる機会の少ないウズラの卵ですが、実は鶏卵よりも豊富なビタミン、ミネラルを含む食品です。生のまま納豆やとろろに入れるなら3週間、茹でるなら3日くらいが賞味期限ですが、茹でたものを調味液に3~4日漬け込むことでさらに2週間ほど賞味期限を延ばせます。

さらに、調味液に漬けこんだウズラの卵は、茹でただけよりもおいしく栄養豊富です。保存食にしてもっと長く、おいしくウズラ卵をいただきましょう。

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