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断食後の回復食、オススメのレシピは?

デトックス
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断食後はいきなり胃腸を刺激しないために、消化にいい「回復食」からスタートすることが重要です。とはいえ、断食初心者の人は「どんなものを食べればいいの?」と迷いがちではないでしょうか。そこで今回は、断食後にオススメの回復食の作り方、レシピをいくつかご紹介していきます。

断食直後の回復食は「おもゆ(重湯)」から

断食直後の回復食の定番が、「おもゆ」です。おもゆとは流動食の一種で、たくさんの水分を加えてよく煮たお粥の上澄み液のこと。
断食中、水だけしか飲んでいない人は低血糖状態にあります。血糖値を徐々に上げるため、断食明け初めての食事にはおもゆが適しているでしょう。

おもゆには炭水化物、タンパク質、マグネシウム、カリウム、ミネラルなどの栄養素が含まれており、基礎代謝や免疫力を上げる効果が期待できるとされています。

材料(1人前)

  • お米:50cc
  • 水:500cc

作り方

  1. お米と水を炊飯器に入れ、30分間吸水させる。
  2. 30分経ったら炊飯器のお粥モードをオンにし、炊けるのを待つ(※)。
  3. 炊き上がったらザルとボウルを使い、お米とおもゆ(上澄み)に分ける。
  4. お米は別途お粥用に冷蔵保存し、おもゆだけを茶碗によそったら完成。

一度の調理で、「おもゆ」と「お粥」両方を作ることができます!おもゆは断食明け最初の食事として、お粥は次の回復食として少量よそって食べるようにしましょう。

(※炊飯器に「お粥モード」がない場合は、鍋に水と米を入れて強火にかけ、沸騰したら弱火にして、しゃもじでかき混ぜて30分間炊いてください。その後、上澄みをこしておもゆとして食べましょう。)

野菜ジュースやスムージーを飲んで断食した人は「梅湯流し」

断食中、野菜ジュースやスムージーなどのドリンクで糖質をとっていた人の場合、水のみで断食していた人よりは低血糖状態ではないので、断食明けの回復食に必ずしもおもゆやお粥を選ぶ必要はありません。
またお粥は糖質が高いので、断食明けに普通量を食べてしまうと、血糖値が急激に上がって血管への負担となったり、リバウンドのもとになることも。

そういった人たちにオススメの回復食が、「梅湯流し」です。
梅湯とは、ほぐした梅干しを水で煮たお湯のことで、下記のような効果が期待できます。

胃腸の調子が整う
梅干しに含まれる「クエン酸」には殺菌作用があり、胃腸内の悪玉菌を減らす効果が期待できます。その結果、善玉菌が優位になって、胃腸の機能が高まりやすくなります。
デトックス効果
梅干しには唾液と胃液の分泌を促進する作用があります。すると腸のぜん動運動も活性化し、お湯とともに腸内の老廃物がキレイに洗い流され、デトックス効果が得られるそう◎。
疲労回復
クエン酸には、体内の疲労物質を分解させ、疲れをとる作用があるといわれています。実際に梅湯を飲んでみると、独特の味わいがじわっと体に染み渡り、自然と疲れがほぐれてくることでしょう。

材料(1人前)

  • 梅干し:8個
  • 水:2L
  • 旬の生野菜:適量
  • 味噌:適量

作り方

  1. 水を鍋に入れ、温める。
  2. 生野菜を食べやすい大きさに切る。
  3. ほぐした梅干しを鍋に入れ、5分煮たら梅湯が完成。どんぶり一杯分を飲み干す。
  4. 生野菜に味噌をつけたり、梅湯を飲んだりしながら食べる。

梅湯を飲んだり、生野菜を食べたりを2〜3回繰り返し、30分〜1時間ほど経過すると、便意をもよおします(個人差があります)。梅湯流しでとった水分と一緒に宿便が排出され始めるので、数回トイレに行きましょう。

消化にいい「スッキリ大根」

大根には、アミラーゼやリパーゼといった消化を助ける酵素が含まれていて、回復食にピッタリの食材です。またこの「スッキリ大根」で使う梅干しは、先ほどもお伝えしたように、胃腸の機能を回復させるデトックス効果が期待できます。

h3>材料(1人前)

  • 大根:1/2本
  • かつおのだし汁:1500ml
  • 梅干し:3個
  • きゅうり:1本
  • 味噌:小さじ1

作り方

  1. かつおのだし汁を鍋に入れ、温める。
  2. 大根を短冊切りにする。きゅうりは3mm間隔で切り込みを入れ、その部分に味噌を塗り、15分ほど冷蔵庫で冷やしておく。梅干しはたたき梅にする。
  3. だし汁に切った大根を入れて茹でる。
  4. 茹だった大根とだし汁をどんぶりに入れる。別の小鉢にたたき梅、冷やしたきゅうりを盛りつければ完成。

切って煮るだけ!簡単「和風ポトフ」

豆腐や大根、はんぺんなどの消化にやさしい食材を切って鍋で煮るだけの簡単ポトフ◎。豆腐は植物性タンパク質が豊富に含まれており、また消化・吸収しやすいので、回復食にもってこいの食べ物です。
おもゆや梅湯流しなどで胃腸を慣らした後の回復食としてオススメの一品。

材料(1人前)

  • 絹ごし豆腐:1丁
  • はんぺん:半分
  • 大根:15cm
  • 水:400ml
  • 白だし:40ml

作り方

  1. 豆腐、はんぺんを一口サイズに切る。
  2. 大根をすっておろし状態にし、水分を絞る。
  3. 鍋に水と白だし、豆腐、はんぺんを入れて沸騰するまで温める。
  4. 弱火にして10分煮たら器に盛り、大根おろしを載せれば完成。

おわりに:断食後は、消化しやすい食事から徐々に胃腸を慣らしていこう

手軽に作れて胃腸にやさしい、オススメの回復食のレシピをご紹介しました!断食後は胃腸に負荷を掛けないためにも、リバウンドを防ぐためにも、徐々に固形物にシフトしていくことが重要。安全でおいしい回復食の期間をしっかり設けましょう。

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