鹿児島市内のおすすめ温泉!桜島の絶景を楽しむホテル宿や鹿児島銭湯文化の名湯も

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桜島があることで知られる鹿児島県鹿児島市は、火山のおひざ元というだけあって、温泉が数多く存在するエリアです。
そこで今回は、鹿児島市内のおすすめ温泉入浴施設を、それぞれの特徴や楽しめる温泉の泉質・効能などと一緒に解説します。

城山ホテル鹿児島 さつま乃湯:桜島の絶景を楽しむ展望露天温泉は薩摩の美人湯

まずは標高108m、桜島と鹿児島市街地、錦江湾(きんこうわん)とも呼ばれる鹿児島湾を一望できる場所に建つ「城山ホテル鹿児島 さつま乃湯」から紹介していきます。城山ホテル鹿児島は、観光はもちろんビジネスにも使える27タイプの客室、鹿児島産食材を味わえる複数のレストランまで有する、洗練されたホテルです。

泉質・効能

さつま乃湯の一施設としてあるのが、地下1,000mより湧き出る温泉入浴を楽しめる大浴場が「さつま乃湯」。源泉は肌を乳化させて汚れを落とす性質から、別名「美肌の湯」とも呼ばれ、以下の泉質・効能を有しています。

泉質
炭酸水素塩泉
効能
切り傷、やけど、慢性皮膚病、美肌、神経痛、筋肉痛、関節炎、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、打ち身、慢性消化器病、痔、冷え、疲労回復、健康増進

高台にあって、建物の3階に作られた大浴場は内湯と洗い場が、桜島と鹿児島市街地、錦江湾を望む展望露天風呂がそれぞれ男湯・女湯として1つずつ備えられています。晴れた日の早朝には、朝日の昇る様子と神々しく浮かび上がる桜島のシルエットの絶景を、入浴しながら見ることができますよ。

日帰りプランの概要

また、さつま乃湯では、宿泊せずとも絶景の展望露天風呂と、ホテルの料理・ホスピタリティを満喫できる日帰りプランも用意されています。

リラックスランチ/ビューティーランチ

  • 平日限定、前日17時までの予約で利用できるプラン
  • 10~18時までのさつま乃湯入浴の権利、ランチ、ボディケアまたはエステ、城山ブルワリーのワンドリンク、ソフトドリンク券、ケーキのお土産つき
  • 料金は、利用するボディケアやエステの内容により異なる

湯~ったりランチ&ディナープラン

  • 電話では当日の11時まで、ネットでは2日前までの予約で利用可能なプラン
  • さつま乃湯での入浴、8軒あるレストランいずれかのランチまたはディナーのセット
  • ランチ利用では13~18時、ディナー利用では15~23時30分まで利用できる

宿泊での利用が難しい、でも入浴だけではもったいないかもという人は、上記の日帰りプラを利用しましょう。

▼ 城山ホテル鹿児島 さつま乃湯

さくらじまホテル:活火山のイオンたっぷり有村源泉かけながし湯!

続いて紹介するのは、桜島の間近に建つ「さくらじまホテル」です。さくらじまホテルの一番の魅力は、何と言っても桜島との近さ。噴火に伴う降灰、音や振動とともに、これまでの歴史を歩んできたと言います。

活火山の息吹を感じながら、温泉入浴や滞在を楽しめる場所は多くありません。昭和40年代に建てられたレトロな建物、その全室から望む桜島と錦江湾、予算や食べたい量に合わせて決められる食事まで、自然の力強さとともに楽しめるのです。

泉質・効能

さくらじまホテルの源泉は、地表に近いところに溜まった雨水や海水が、火山由来のミネラル成分を含み火山の熱で温められた適温のお湯。加水・加温の必要がない42度で湧出し、通常の大気下、海水、シラス台地の地下水にはほぼ含まれない成分を多く含み、以下の泉質・効能を有しています。

泉質
ナトリウム-塩化物泉、低張性・弱酸性・高温泉
効能
筋肉痛、神経痛、関節炎、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、切り傷、やけど、慢性皮膚炎、慢性婦人病、慢性消化器病、痔、冷え、疲労回復、健康増進など

ホテル内の入浴施設としては、まるで錦江湾と一体になったような野趣を感じられる露天風呂、桜島の浜辺の原風景を再現した大浴場「しおさい館」を男女各1つずつ備えます。また、これらのお風呂には宿泊客以外にも、立ち寄り湯と呼ばれる日帰りでの利用も可能ですので、旅行プランにあわせて利用方法を変えると良いでしょう。

なお食事は「体の中からも桜島のパワーを感じてほしい」という女将の願いが込められた、桜島の恵みである地元産食材をメインに使った料理をいただけます。

部屋食ではなく、食事専用会場で夕食・朝食ともに摂るシステムです。
1階にある食事処は非常に展望が良く、晴れた日には別名「薩摩富士」とも呼ばれる日本百名山のひとつ、開聞岳を見ることもできますよ。

▼ さくらじまホテル

天然温泉湯乃山:街中観光で立ち寄りたい!知る人ぞ知るワンコイン名湯は家族連れに人気

続いて紹介するのは、いわゆる温泉旅館ではなくちょっとコアな公衆浴場です。史跡西郷南洲終焉の地、西郷隆盛が最後を迎えた場所から一本路地を入ったところにある「天然温泉湯乃山」は、鹿児島県公衆浴場方施工条例で定められる特殊公衆浴場になります。

泉質・効能

浴槽にかけ流しで並々と注がれるあめ色のお湯の泉質・効能は、以下の通りです。

泉質
単純温泉、弱アルカリ性
効能
神経痛、慢性消化器病、疲労回復など

家族で貸し切って入る小さめの浴場と、「自由浴場」と呼ばれる男女別の大浴場があり、いずれも大人は500円、子どもは250円と格安で入浴できます。一般的な温泉大浴場に比べるとこぢんまりとしていて、銭湯に近く、備品はあまり用意されていません。
できれば石鹸などの備品を持参のうえ、一人で、家族で、ぜひ一度利用してみましょう。

▼ 天然温泉湯乃山

みょうばんの湯:温泉ファンからの熱烈愛!鹿児島銭湯文化を受け継ぐ庶民派温泉

続いて紹介するのは、平成29年7月に惜しまれつつ廃業したものの、同年12月にリニューアルオープンを果たした温泉銭湯「みょうばんの湯」です。特徴は、高低差を付けて楕円型の浴槽を鎖状につなげた三段式の浴槽と、その浴槽を囲む檜張りの床板にあります。

鹿児島銭湯文化の象徴とされる三連式の浴槽は、みょうばんの湯以外には現存しません。このため、廃業とオーナーを変えてのリニューアルオープンが決まった折にも、前オーナーと温泉ファンの意向を汲む形で、鎖型三段浴槽はほぼそのままのこされたと言います。

一方で外壁に木の柵を配して外観はモダンに、タイル張りだった床は檜材に変更して、森林浴のような気分と木の温かみを感じられる浴場へと変更されました。

泉質・効能

古いものを修理し、いまも入浴できる鎖型三段浴槽にかけ流しで注がれるのは、以下の泉質・効能の源泉です。

泉質
ナトリウム-塩化物温泉、低張性・弱アルカリ性・高温泉
効能
切り傷、末梢循環障害、冷え、うつ状態、皮膚乾燥症、萎縮性胃炎、便秘など

鹿児島特有の銭湯文化の象徴、鎖型三段浴槽へ入浴しに、ぜひ訪れてみてくださいね。

▼ みょうばんの湯

温泉お乃湯:滑らか質感の天然温泉!貸切家族露天風呂や血液サラサラ岩盤浴もおすすめ

最後に紹介するのは、いわゆるスーパー銭湯に近い温泉入浴施設「温泉お乃湯」。内湯、露天風呂の他、岩盤浴や5種類の貸し切り露天風呂まで備えるお乃湯の特徴は、浴場の明るさにあります。

屋根が半透明になっているため、昼間には天井からたくさんの光が入り、男湯・女湯の仕切りとなっている亜熱帯植物を通し、木漏れ日となってお湯に降り注ぎます柔らかい光の溢れる心地よい浴場で入れる温泉は塩化物泉、ナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉で、なめらかな質感が特徴です。肌へのあたりも柔らかいので、年齢を問わずゆったりと入浴を楽しめるでしょう。

お風呂の種類・概要

お風呂の種類と概要は、以下の通りです。

大浴場

  • 温室をイメージした浴場に、天然温泉が注がれた木枠の湯舟を設置した「内湯」
  • 天然御影石と檜で作られた浴槽の隣に、天然木の長椅子が設置された「露天風呂」
  • 大浴場に併設された、遠赤外線効果を活かせるよう配慮して作られた「サウナ」

貸し切り家族風呂

家族やカップルの利用を想定した貸し切り家族風呂は、大きさや趣の異なる全5種7室。別途利用料金がかかりますが、専用の休憩室付きなので、他のお客様を気にすることなく温泉入浴を楽しめます。

  • 低周波付き浴室、5畳の休憩室がついた「まつ」
  • 露天風呂と低周波付き浴室、6畳の休憩室付きの「うめ」
  • 天然檜風呂、6畳の休憩室付きの「きり」
  • 御影石浴室、ジャグジー露天風呂に6畳の休憩室がついた「さくら」
  • サウナと浴室、6畳の休憩室がついた「あやめ」「たんぽぽ」「あじさい」

※貸し切り家族風呂の利用料金は、平日には20%オフになります。

岩盤浴

  • 隕石として現在の宮崎県に落下してきた天照石を使用した「岩盤浴」
  • 体内の血液循環と代謝の促進、またこれらによる美肌や免疫力アップ、体質改善、体臭軽減などの効能が期待できる
  • 岩盤浴上横には、給水機を備えた専用休憩室も完備

岩盤浴と温泉の飲用は、ヨーロッパで「アクアセラピー」として注目されている健康法です。

健康増進をめざすなら、大浴場または貸し切り家族風呂での温泉入浴と岩盤浴の併用がおすすめです。

▼ 温泉お乃湯

おわりに:宿、ホテル、銭湯まで!鹿児島市内で温泉湯めぐりしてみよう

桜島にほど近い鹿児島県鹿児島市には、桜島と錦江湾、開聞岳を望む絶景の温泉宿がたくさんあります。各施設、絶景と温泉、近海で獲れる海の幸に加え、間近で感じられる活火山の息吹を楽しめるので、できれば宿泊として堪能しましょう。宿泊が難しい場合は、宿・ホテルの日帰りプランを利用するか、古くから愛されてきた公衆浴場を利用するのもおすすめ。温泉銭湯をめぐれば、鹿児島特有の銭湯文化の名残に触れることもできますよ。

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