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うなぎの栄養のメリットは?ダイエット中に食べてもいいの?

グルメでケア
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うなぎは、古くからスタミナ食として日本で愛されてきた食品ですよね。

今回はうなぎに含まれている栄養、また、各成分に期待できる健康効果についてダイエットの視点を交えながら解説します。日々の栄養とカロリー管理に、ぜひお役立てください。

うなぎにはどんな栄養効果があるの?

うなぎには魚特有の脂肪分の他、以下のようなビタミン・ミネラルが豊富に含まれています。

うなぎに含まれる脂肪分

DHA(ドコサヘキサエン酸)
牛や豚、鶏肉など魚以外の肉類には含まれない脂質。不飽和脂肪酸の一種で、悪玉コレステロールを減らす働きがある。脳の成長を促し、血管の詰まりを防ぐ効果が期待できる
EPA(エイコサペンタエン酸)
DHAと同じく不飽和脂肪酸の一種。血中のコレステロール、中性脂肪を減らし、血管が詰まる動脈硬化の発症と悪化、脂肪肝、心臓肥大も防ぐ

うなぎに含まれるビタミン類

ビタミンA
皮膚や粘膜のうるおい、免疫機能維持、生殖機能の維持、成長促進、視覚障害の予防、カロテン吸収の促進効果のある栄養成分。ビタミン類のなかでも、特にうなぎに豊富に含まれる
ビタミンB1
消化機能向上や食欲増進、貧血・めまいの予防、疲労回復などの健康効果が期待できる栄養成分。100g食べれば、1日に必要な量を十分に摂れるほど、うなぎに豊富に含まれる
ビタミンB2
とくに成長期、体の発育に重要な役割を果たす栄養成分。タンパク質、脂質、炭水化物の吸収と代謝をスムーズにし、体調を整えてくれる。うなぎ100gで、1日に必要な半量を摂れる
ビタミンE
細胞の酸化・老化を防ぐ作用のある栄養成分。美肌効果やホルモンバランスの正常化、自律神経の調整、生殖機能向上などの健康効果が期待できる
ビタミンB6
貧血予防、肌荒れの予防と改善、血糖値の維持、免疫力向上効果が見込める栄養成分
ビタミンB12
貧血、筋肉の緊張によるコリ、痛みの軽減、眼精疲労の軽減効果が期待できる栄養成分
ビタミンD
骨や歯の成長を助けてくれる栄養成分。特にうなぎの肝に多く含まれていて、カルシウムやリンの吸収も助けてくれる

うなぎに含まれるミネラル類

カルシウム
骨や歯を丈夫にする栄養成分。うなぎに豊富に含まれていて、その含有量は同じ量の牛乳と1.5倍、ほうれん草の2.5倍にも及ぶとされる
鉄分
貧血予防、記憶力向上に効果的な栄養成分。他の栄養成分に比べると少ないが、うなぎにも含まれている
亜鉛
前立腺障がいの予防、味覚障害改善に効果的な栄養成分。うなぎの含有量は同量の牛乳の9倍、ほうれん草の5.4倍と豊富
ビタミンB12
貧血や肩こり、しびれ、腰痛の改善、眼精疲労の回復に効果的な栄養成分

上記以外にも、うなぎにはコエンザイムQ10やコラーゲンなど、美肌成分も含まれます。

古くから日本で「スタミナ食」として親しまれてきたうなぎは、栄養学的に見ても、健康と美容効果をもたらす優秀な食材といえるでしょう。

ダイエットしてるとき、うなぎを食べても大丈夫?

脂がのっていてジューシー、かつ甘辛いタレとをつけたかば焼きで食べることの多いうなぎは、栄養価と合わせてカロリーも高そうに感じられます。
たしかに、野菜や油の少ない赤身肉、白身魚と比べるとウナギのカロリーは高いといえます。

脂質や糖質、摂取カロリー量を制限しているダイエット中は、脂肪と糖の両方を含みごはんやお酒に合ううなぎを日常的に食べることは、避けた方が良いでしょう。

しかし一方で、うなぎにはダイエット中の体にうれしい栄養成分も複数含まれています。

うなぎに含まれる栄養のうち、ダイエットにうれしいもの
  • ビタミン類 …美肌効果や糖質の代謝アップ、免疫力向上が期待できる
  • ミネラル類 …筋肉や骨を作り、ダイエット中のストレスを軽減する作用が期待できる
  • DHAとEPA…健康維持に欠かせない栄養成分であり、体内の悪玉コレステロール値を下げてくれる

ダイエット中でも、うなぎをときどき・適量を摂る分には問題ありません。
一緒に摂るごはんやお酒の量は減らし、足りない食物繊維やビタミン類をサラダなど野菜と一緒に食べて補うなら、むしろダイエットに良い影響も期待できるでしょう。

おわりに:食べ方を工夫すれば、ダイエット中にうなぎを食べてもOK

うなぎは脂質、ビタミン類、ミネラル類が豊富に含まれる栄養価の高い食べ物です。適量を食べれば、免疫力や生殖機能の向上、疲労回復、美容など幅広い健康効果を得られるでしょう。

ただし、赤身肉や脂の少ない白身魚と比べると、脂質やカロリーが多いのも事実です。ダイエット中にうなぎが食べたくなったら、食べ方を工夫しましょう。ごはんやお酒と食べるのは控え、野菜と一緒に適量を摂るようにしてくださいね。

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