北海道・羊蹄山はお出かけ好きにおすすめの登山スポット!

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その美しいかたちから「蝦夷富士」とも評される羊蹄山(ようていざん)は、北海道の有名は登山スポットのひとつです。

今回は羊蹄山の魅力を、登山の難易度や洗濯できる4つの登山コース、周辺で楽しめる観光情報などとあわせて紹介していきます。

羊蹄山は富士山に似た美しい山


北海道のニセコ町・倶知安町(くっちゃんちょう)・喜茂別町(きもべつちょう)・真狩村(まっかりむら)・京極町(きょうごくちょう)にまたがる羊蹄山
過去の噴火の堆積物によってできた美しい円錐形の山姿は、その美しさからしばしば富士山に例えられてきました。

奈良時代の書物「日本書紀」には「蝦夷富士」として登場。昭和期には旧名の後方羊蹄山(しりべしやま)の名前で、日本百名山にも登録されています。
旧名に「後方」という文字が入っているのは、隣にある尻別山と対で考えられていたため。

羊蹄山と尻別山は、かつて雌山(めんやま)と雄山(おやま)、後方羊蹄山と前方羊蹄山として、2つあわせて呼称または記録されることが多かったのです。その後、所在地である倶知安町からの要請を受けて、地図上を含む後方羊蹄山の表記は羊蹄山に統一して改められました。

現在では4つの登山口を持ち、山中では多様な高山植物と美しい水辺を、山頂では360度開けた絶景を楽しめる登山スポットとして、全国的に知られる存在となっています。

羊蹄山の標高は2千m以下だけど体感は3千m級?

先述したように、標高が2,000mにも満たない羊蹄山ですが、その条件から本州の3,000m級の山と同等の難易度があるとされます。

羊蹄山の特徴
  • 麓の登山口から山頂までの標高差が大きく、登るのに体力を要する
  • 独立峰で基本的に風が強いため、体感気温が下がり進むのが大変
  • 市街地と比較すると10度ほど気温が低くなり、年間を通して寒い

羊蹄山周辺は年間を通して気温が低く、真夏でも最高気温は15度程度。最低気温は7度前後となり、本州や市街地のように暖かくなることはありません。
これに加えて強風が吹くため、山頂付近での体幹気温はもっと低くなります。

同じ標高の他の山に比べ、羊蹄山登山が大変で難しいと言われるのは、この気候条件ゆえなのです。
羊蹄山に登るなら、夏でも必ず防寒具を持参し、しっかりと寒さ対策をしましょう。

羊蹄山登山コースは4種類から選べる!


羊蹄山登山コースは、登山口別に4つのパターンが設定されています。それぞれの概要と、特徴を見ていきましょう。

倶知安コース

  • 比較的緩やかな林間コースから歩き始め、急な傾斜とエゾマツやダケカンバのある道を経て、8合目以降は石や砂利が転がるガレ場を通っていくルート
  • 所要時間は夏季の好天時で登りがおよそ5時間、下りはおよそ3時間45分

真狩コース

  • ジグザグ道を歩き、4合目から急傾斜になるルート
  • 標高1,600メートル地点の八合目以降は、尾根を伝ってガレ場を通り、9合目付近で高山植物を楽しむことができる
  • 所要時間は夏季の好天時で登りがおよそ5時間30分、下りはおよそ4時間

京極コース

  • 標高1,000m付近から傾斜がきつくなり、七合目以降はジグザグ道を歩いていくルート
  • 1600m地点からは眺望と高山植物を楽しめるが、風が強い火口付近のガレ場を通る
  • 所要時間は夏季の好天時で登りがおよそ4時間、下りはおよそ3時間30分

喜茂別コース

  • 沢を通っていくルート
  • 四合目あたりで沢に入り、六合目以降は急な傾斜のジグザグ道を進んでいく
  • 山頂付近では、火口付近の足場の悪いガレ場を歩く
  • 所要時間は夏季の好天時で登りがおよそ4時間、下りはおよそ3時間45分

上記のうち、最も一般的に利用されるのは倶知安コースと真狩コースの2つ。このコースの中間地点には、休憩や宿泊も可能な避難小屋も設置されています。

なお、所要時間はそのときの天候や装備、本人の体力や体調によっても変わってきます。
参考程度と理解しておき、自身が無理なく挑戦できるコースはどれか、慎重に選択してください。

羊蹄山周辺も観光したいならドライブがおすすめ


ほぼ左右対称の美しい山姿が特徴の羊蹄山は、周辺から見上げるだけでも楽しめます。
羊蹄山登山に挑戦するなら車を手配し、ドライブと周辺のビューポイントパーキングでの観光を楽しむのがおすすめです。

また、登山口が最寄りの駅から遠いため、羊蹄山には車で行くのが最も便利で合理的。
レンタカーなどを借りて羊蹄山まで行けば、往復で周辺地域の観光とドライブも楽しめて、一石二鳥ですよ。

以下に、車と公共交通機関の両方での羊蹄山までのアクセスを掲載しておきますので、参考にしてくださいね。

車で羊蹄山まで行く場合
  • 千歳からは道道16号、国道276号線にのって美笛峠(びふえとうげ)経由でおよそ1時間30分
  • 札幌市からは黒糖230号線に乗り、中山峠経由で1時間30分~2時間
  • 真狩市街から車で5分、駐車場から登山口までは徒歩約5分
公共交通機関で羊蹄山まで行く場合
  • 最寄り駅のJR「倶知安町」から、留寿都(るすつ)方面行き道南バスで「羊蹄自然公園入口」バス停へ
  • 札幌からは洞爺湖方面行きバスで「留寿都」まで行き、倶知安方面行きバスに乗り換えて「羊蹄自然公園入口」バス停へ
  • 千歳からは期間限定の中央バス「ニセコ」行きに乗って「ルスツリゾートホテル前」まで行き、倶知安方面行きの道南バスに乗り換え「羊蹄自然公園入口」へ
※「羊蹄自然公園入口」バス停から登山口までは、徒歩でおよそ20分かかります。

温泉で羊蹄山をゆっくり眺めるのも気持ちいい!


羊蹄山の属する地域のひとつ・倶知安町には温泉が湧いていて、倶知安温泉郷・ひらふ温泉郷・花園温泉郷の3つの温泉エリアがあります。
また真狩には真狩村温泉保養センターまっかり温泉が、京極にも川上温泉があり、それぞれ登山客の日帰り入浴を受け入れています。

このため、羊蹄山登山の後にこれらの温泉郷に立ち寄り、温泉で疲れを癒しながら羊蹄山を眺めるという楽しみ方も人気です。

ぜひ羊蹄山登山の一環として、また周辺観光の楽しみのひとつとして、近くの温泉施設や宿泊施設にも立ち寄ってみましょう。

真狩村 まっかり温泉

京極町 京極温泉

倶知安観光案内所 温泉

おわりに:周辺から眺めて、実際に登って、北海道・羊蹄山を味わいつくそう

羊蹄山は、富士山に形容されるほど美しい円錐形の姿をしています。実際に登って高山植物や山頂での絶景、自然の力強さを体感する以外にも、周辺のスポットや温泉から見上げ、眺めるだけでもその美しさを堪能できるでしょう。

羊蹄山登山に挑戦するなら、車を手配してぜひ周辺の観光地やビューポイントにも足を運んでみてください。登っている間には感じられなかった羊蹄山の魅力を、また別の角度から味わえるはずですよ。

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