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サウナに入るメリットと正しい入り方とは?

温泉
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熱気や蒸気が満ちた室内に入って入浴するサウナは、健康促進やリラックス効果のある入浴方法のひとつとして、昔から親しまれてきましたよね。

今回は、サウナに入ることで期待できる健康効果やメリット、適切な入浴方法と入浴する上での注意点について、具体的に理解していきましょう。

サウナに期待できる健康効果って?

80~90度の高温に熱された室内に滞在し、熱気浴をするサウナには、以下のような健康効果が期待できます。

血行促進による健康効果

高温にさらされた体内では徐々に血管が拡張、やがて全身の血流が良くなっていきます。
これにより筋肉が凝り固まっておこる肩や腰のコリ・痛みの緩和、冷えの改善、心臓機能の向上、血圧の低下など、血行不良が原因で起こるさまざまな不調の緩和に役立つといわれています。

また、幸福感をもたらすセロトニンというホルモンが分泌されやすくなり、自律神経の働きも整うため、ストレス緩和やリラックス効果も期待できるでしょう。

発汗促進による健康・美容効果

汗は、体からむくみの原因となる余分や水分や塩分、肌荒れの原因となる老廃物を排出してくれます。

血行を促進して体温を上げ、さらに老廃物排出を促進するサウナには、痩せやすい体づくりや肌荒れの改善・予防など美容効果も期待できるのです。

細胞の再生、修復を促す効果

サウナなどで高温にさらされると、熱に弱い細胞のいくつかが破壊され、ヒートショックプロテイン(HSP)という細胞が生成されます。

ヒートショックプロテインは、壊れた細胞の再構築や再生を促す役割を持つ、細胞のお医者さんのようなもの。
サウナへの入浴はこのヒートショックプロテインの生成を促進し、全身細胞の回復や機能、免疫力の向上を助けてくれると考えられています。

サウナの入り方の種類とは?

適切なサウナの入り方は、利用するサウナの温度や入浴で得たい効果により変わってきます。

以下からは「低温浴」「繰り返し浴」「高温短時間浴」「温冷交代浴」の4つの入浴方法を、それぞれに期待できる効果やかかる時間の違いとあわせご紹介します。

あなたに合ったサウナの種類、入浴方法を選ぶための参考にしてくださいね。

低温浴

70度前後の低温サウナに、15~20分入る入浴法です。短時間の入浴で神経の昂りを鎮め、ストレス緩和やリラックス効果を得ることができます。

繰り返し浴

まず90度前後の高温のサウナに15分ほど入浴し、サウナを出たら汗が引くまで休憩して、サウナに戻る。これを、入浴時間を少しずつ短縮しながら行う入浴方法です。

時間はかかりますが、だんだん体が温まり汗をかきやすい状態になっていきます。

高温短時間浴

90度前後の高温サウナに、皮膚に熱刺激が加わる短時間だけ入浴する方法です。入浴にかかる時間の目安は10~15分くらいで、複数回入浴することはしません。

肩こりや腰痛などを伴う疲労の改善、免疫力向上への効果が期待できます。短時間しか入浴しないので、時間のない人や熱さが苦手な人におすすめ。

温冷交代浴

90度前後のサウナに10分ほど入った後、冷水シャワーや水風呂に入ってクールダウンし、サウナに戻ることを繰り返す入浴方法です。

サウナそのものだけでなく、温度差による体への刺激も加わるので、血行促進、疲労回復、自律神経の活性化などさまざまな健康効果が期待できます。

サウナに入るときの注意点は?

さまざまな健康効果が期待できるサウナ入浴ですが、高温の空間に滞在し大量の汗をかくことには、リスクもあります。
大量の発汗は脱水症状を、また高温・低温の刺激を繰り返し体に与えることは急激な血管の収縮や血圧の乱高下を招き、心臓に大きな負担をかけます。

その結果、サウナ入浴が原因で脱水や低血圧からくるめまい、体調不良や、ヒートショックや狭心症など突然死が起こることもあるのです。

また、アルコールの摂取後や食後すぐ、体調の悪いときにサウナに入るのは非常に危険です。
前後にはしっかり水分補給をし、「気持ちよい」と感じられる時間だけ入浴するようにして、安全と健康を第一にサウナを楽しんでくださいね。

おわりに:温度や目的を確認して正しく入り、健康にサウナを楽しもう

サウナは、90度前後の高温の室内に入り熱気浴を楽しむ入浴方法の一種です。血行促進、疲労回復、ストレス緩和、美肌や痩せやすい体づくりなどさまざまな健康効果が期待できる入浴方法として親しまれています。ただし、その人の体調や体質によっては、体調不良や突然死の引き金になる可能性もあります。正しい入り方や効果を理解したうえで、安全にサウナを楽しみましょう。

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