釣りが健康づくりに役立つって本当?

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船に乗り、水中の生物と格闘する釣りは、食料も得られる楽しいレジャーとして認知されていますよね。しかし一方で、健康づくりにも役立つとも言われているのです。

今回は釣りが健康づくりに役立つとされる理由を、筋力トレーニング・精神状態の安定・認知症予防の3つの観点から解説していきます。

釣りにはトレーニング効果がある?

一般的に沖に出て釣りをするには、朝早くから昼過ぎ頃までの5~7時間を要します。
釣りに出ている間は、常に揺れている船上で竿を握り、魚がかかったときには海からの引きに対抗して獲物を釣り上げなければなりません。

揺れの中で倒れないよう体勢を保ち、かつ、海の中に引きこまれず釣りを楽しむには、相当な筋力が必要です。このため、釣りには一定のトレーニング効果が期待できると考えられます。

特に竿を操る腕全体の筋肉、そして揺れる船の上で体勢を維持するための体幹が鍛えられるので、筋力不足によって起こる以下のような症状改善に効果が期待できるでしょう。

釣りを通した筋力トレーニングで改善が期待できる症状
姿勢の悪さ、肩や首・背中・腰のコリ、腰痛、肥満、たるみ、生理痛、その他筋力不足による体の痛み・動かしにくさ

釣りを通して、日常生活やスポーツを楽しむための基礎的な筋力向上や、これによる体の不調・痛みの改善効果が見込めるのです。

釣りは心の病気の症状を緩和できる?

自然に分け入り、自然のサイクルに合わせて行う釣りには、筋力トレーニングだけでなく不安症状やうつなど心の病気改善の効果も期待できます。

釣りが心の病気、症状を改善すると考えられている理由は、以下の通りです。

釣りが心の病気の改善・緩和に効果的とされる理由
  • 早い時間から始める必要があるので、睡眠障害の緩和や睡眠リズム適正化に効果的
  • しっかり屋外で太陽の光を浴びることで、幸福感をもたらすセロトニンが生成される
  • 海辺で釣りをする場合、釣り場を求めて歩き回ることで有酸素運動の効果が期待できる
  • 数時間かけて有酸素運動を行うことで、酸素や栄養が十分に行き渡り脳が活性化する
  • 釣りを終えた後も、帰宅までの経路や調理、後片付けを順序だてて行う必要があるため、計画的な行動や仕事復帰のためのリハビリとなる

自然の恩恵を利用して人間本来の生活リズムを取り戻し、社会生活に必要な計画性や行動力も鍛えられる釣りは、精神の安定にも非常に有効な手段と言えるでしょう。

釣りは認知症の予防にも役立つ?

認知症予防には、計画的な思考や行動、他者とのコミュニケーション、達成感を得ること、勝負事への参加、手先を動かすなどして脳に適度な刺激を与え続けることができます。

釣りには、家を出て釣り場で釣りをし、帰ってきて後片付け・料理をして食事し就寝するまでの過程に、脳にとって心地よい刺激がいくつも含まれています。

認知症予防に有効的とされる、釣り中の工程

家を出て釣りをし、帰ってきて後片付けや料理をする
計画的な思考、段取りを組んだ行動の実践
魚が竿にかかるのを待つ間、波や浮を見て過ごす時間
瞑想に近い無心状態による脳の活性化、魚を釣るための戦略的な思考
狙う魚を釣り上げるための、餌や釣り具の調整
体全体だけでなく、手先を動かす細かい作業までできる
狙った魚を釣り上げる
目標を達成したことによる高揚感、幸福感
釣り仲間との情報交換やコミュニケーション
他者とのコミュニケーション

釣りは、体だけでなく頭もフルに使って楽しめるレジャーであり、運動量や時間を調整すれば年齢を重ねても長く楽しめる趣味にできます。
仲間と一緒に、本人にとって無理のない範囲で趣味として釣りを楽しみ、認知症予防にも役立ててくださいね。

おわりに:釣りは楽しいだけでなく、心身の機能維持・向上に役立つ

水辺や水上から竿を垂らし、自然や魚と向き合う釣りは、心身の機能維持や向上、健康づくりに効果的です。例えば、揺れる船上のうえで竿を支える動きは良い筋力トレーニングに。そして無心になって波を見つめ、戦略を練って獲物を獲得する過程は、精神の安定や認知症予防に役立つと考えられています。

仲間と一緒に、あなたに無理のない範囲の時間数・運動量で釣りを楽しんでください。それが、あなたの健康づくりにも役立ちます。

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