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四国の離島で癒しの森林浴!おすすめの穴場散策スポットを島ごとに紹介

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(画像:一般社団法人宿毛市観光協会HP)
青い海に囲まれ、自然豊かな離島が多く点在する四国。小豆島や直島などフォトジェニックな島旅ができるエリアとして最近人気を集めていますが、これらの島以外にも魅力溢れる穴場の離島がたくさんあります。そこで今回は、森林浴や癒し旅にぴったりの四国の離島とスポットをご紹介していきます。

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夏限定!緑×アートの癒し空間「リヒターの美術館」/豊島(愛媛県)

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「豊島」というと、香川県のアートの島「豊島(てしま)」が有名ですが、愛媛県にも「豊島(とよしま)」というアートの島があります。

愛媛県の豊島は現在無人島となっていますが、ここにはドイツの現代美術の巨匠・ゲルハルト=リヒターの美術館があります。リヒターは2011年秋に瀬戸内海を初めて訪問、豊島に滞在し、穏やかな海に囲まれた静かなこの島を気に入り、自らの作品を展示することを承諾したそうです。

作品を収める箱型の建物は、リヒターのアイデアとデザインに基づいて建てられたもの。竹林に囲まれた斜面に立つ建物は、一番奥の海側が全面ガラス張りで、陽光がふんだんに入るように設計されています。

この建物内に展示されている作品が、「14枚のガラス」。
正方形に近い190cm×180cmの透明な14枚のガラス板が、連続してハの字を描くように少しずつ角度を変えて並んでいます。リヒターの立体ガラス作品の中で、最後にして最大のもの。季節や天候に応じて、室内に差し込む光の強さ、方向、色合いが変化する−無限の表情が楽しめるアートです。

リヒターの美術館周辺は、竹林が整然と並ぶ美しい緑の道が広がっており、森林浴にぴったり。心地よい木漏れ日と静寂の中、夏しか体験できない特別な癒しのひとときを送ってみては?

住所
愛媛県上島町豊島
アクセス
広島県尾道市の因島「土生港」から船で約30〜35分
電話番号
080-6815-7331(特定非営利活動法人瀬戸内アートプラットフォーム)
開館時間
8:45〜18:00(※毎年9〜10月の土日祝のみ開館。本年のスケジュールについては、瀬戸内アートプラットフォームのページからご確認ください)
定休日
毎年9〜10月の土日祝以外
観覧料金
無料

忽那諸島を一望する「皿山展望台」ハイキング/野忽那島(愛媛県)

愛媛県・松山市沖に浮かぶ忽那諸島の一つ「野忽那島(のぐつなじま)」をご存知でしょうか。松山市の三津浜港からフェリーで約80分、高浜港から高速船で約30分で渡れる周囲約6kmの小さな島で、映画『船を降りたら彼女の島』のロケ地になったことで知られています。

野忽那島は、森林散策やハイキングにぴったりの島です。野忽那港に到着すると、2002年に整備されたばかりの綺麗な木製遊歩道が。温かい木目のハシゴが続き、左右に生い茂る緑は緑のトンネルのようになっています。

この道は「皿山展望台」へとつながっており、山頂まで登り切るとパノラマの展望台から、青く輝く瀬戸内海と多島美が一望できる絶景が広がっています。忽那諸島でも有数の絶景展望台なので、森林散策とセットでぜひ山頂へ!

住所
愛媛県松山市野忽那島
アクセス
三津浜港からフェリーで約80分、高浜港から高速船で約30分
電話番号
089-948-6816(松山市坂の上の雲まちづくり部まちづくり推進課)

四国百名山「妹背山」ハイキング〜天然記念物・アコウの木巡り/沖の島(高知県)

高知県の離島「沖の島」。亜熱帯の植物や魚が多く生息し、シュノーケリングや釣りなどのマリンレジャーで人気の観光地ですが、森林浴やハイキングにも向いている島です。

ここ沖の島には、四国百名山の一つ「妹背山」があります。島最高峰の標高404mの山で、『今昔物語』にも描かれた島のシンボルです。この妹背山にはトレッキングコースが整備されており、照葉樹林に覆われた緑豊かな道の中、ゆったりと森林散策ができます。

妹背山へのトレッキングルートは沖の島小中学校の裏手からスタートし、頂上までは40〜50分ほどと程よい距離感。頂上からは、島の集落や海を一望できる絶景の展望台が設置されています。
また、頂上付近の山伏神社では、スダジイの大木など珍しい植物も観察できます。ハイキングと一緒に、参拝してみてはいかがでしょうか。

そして、沖の島の緑を満喫したい方におすすめのスポットが、島の母島(もしま)地区にある「アコウの木」。アコウは他の木に根を巻きつける特性があり、ここではその凄まじい生命力を間近で観察できます。1976年に宿毛市の天然記念物にも指定されたパワースポットで、周囲に生い茂る木々の木漏れ日も心地よく、森林浴にもぴったりの場所です。

住所
高知県宿毛市沖の島町
アクセス
宿毛駅からバスで7分、定期船乗り場から船で95分(第一便)、定期船乗り場から船で50分(第二便)
電話番号
0880-63-0801(宿毛市観光協会)

おわりに:森林浴もアートもハイキングも楽しめる四国の島旅へ!

今回ご紹介した島々を、初めて知ったという方も多いのではないでしょうか。四国には多くの離島が存在しますが、静かな島でゆったりと緑を満喫したいという方には、「豊島」「野忽那島」「沖の島」は特におすすめの穴場です。四国周辺での島旅をご検討中なら、ぜひ候補に入れてみては?

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