スラックラインにはどんな効果があるの?

体験・アクティビティ
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専用道具を揃えれば誰でも手軽に始められて、さまざまな楽しみ方ができる「スラックライン」というアクティビティを知っていますか?

今回は子どもも大人も楽しめて、さまざまな健康効果を得られるというスラックラインの魅力・注意点をまとめて解説していきます。

スラックラインってどんなアクティビティ?

スラックラインは1980年代、ロッククライムなどを楽しむクライマーによって考え出されたアクティビティです。

名前の語源は、英語で「たるんだ」という意味を持つ「Slack」。
弾力と伸縮性のあるウェビングという専用ベルトを、2つの地点の間に多少たるみの出るように張って、上下左右への揺れや弾みを使って遊びます。

距離の目安は10m、膝くらいの高さに張って楽しむのが一般的で、まずはこの基本的な距離・高さを渡りきることをめざします。

基本的な距離・高さを渡れるようになったら、距離や高さを変えたり、ウェビング上でパフォーマンスするなどして以下のように遊びの幅を広げていきます。

スラックラインを軸にできる遊びの例
  • 長いスラックラインの上をバランスを楽しみながら渡りきる「ロングライン」
  • ウェビングをトランポリンのように利用し、アクロバット技を行う「トリックライン」
  • 渓谷やビルの間など、高所にウェビングを張って渡る「ハイライン」
  • 海や川など、水の上にウェビングを張ってスリルを楽しむ「ウォーターライン」
  • ウェビングの上でヨガのポージングを行う「スラックラインヨガ」

距離や高さを変えれば、難易度を自由に変えられるのが大きな特徴。距離を短く、高さを地面に近くすれば、子どもや高齢者でも楽しめるアクティビティになります。

専用のセットが販売されていて、2006年ごろからヨーロッパで流行。その後日本でも専用セットの輸入が始まり、2009年ごろから屋外施設や室内で楽しまれるようになりました。

スラックラインに期待される効果とは?

細く、揺れのある不安定なウェビングの上を渡るスラックラインで遊べば、心身に以下のような健康効果を得られると期待できます。

全身の筋肉を効率的に鍛えられることによる、健康・美容効果

揺れるウェビングの上に立ち体勢をキープするには、下半身と体幹の筋力が必要です。

このためスラックラインでは、ただ立っているだけで全身の筋肉を効率的に鍛えられます。
短時間で効率的に、しかも少ない動作で全身の筋肉をくまなく鍛えることができるので、続けて行えば以下の健康・美容効果を得られるでしょう。

  • 筋肉の緊張がほぐれて柔軟性が増し、腰や肩の痛み・コリが軽減する
  • 30分で500キロカロリー近く消費するため、ダイエット効果が見込める
  • 筋肉量を増やすので、基礎代謝が高まり痩せやすい体になっていく
  • おなかやヒップ周りが引き締まり、姿勢やボディラインが美しくなる

オフシーズン期間中のアスリートのトレーニングやリハビリに、スラックラインが使われることも珍しくありません。

スラックラインのトレーニング効果は、普段から体を動かしている人でも十分に実感できるほど高い、というわけですね。

動きに集中することによる感覚の強化、ストレスの軽減効果

スラックラインをやっているときは、ウェビングの上で立ち、動くことに意識を集中していないとすぐに落下してしまいます。

このため、スラックラインでは筋力と合わせ集中力とバランス感覚も強化できるのです。
また、極度の集中状態で無意識のうちに日ごろの悩みや不安から解放されるため、ストレスの軽減や解消、メンタルの強化も期待できるでしょう。

スラックラインをするときの注意点は?

スラックラインを楽しむときは、安全のため以下のポイントに注意してください。

スラックラインで遊ぶときの注意点
  • ウェビングを張る木や建物などの支点が、十分な耐久性を持っているかを確認する
  • 木なら幹の周囲が65~80㎝以上で、健康で丈夫、樹皮がもろくないものが良い
  • 摩耗でウェビングが切れると危険なので、養生のうえ傷んでいないかこまめに確認する
  • 初心者のうちは無理をせず、低い位置・短い距離から練習をスタートする
  • 膝のクッションを使って着地する正しい落ち方を覚え、落下事故を予防しよう
  • 擦り傷や打ち身など、軽症を負ったときのために応急処置グッズは必ず持っていく
  • かなりのカロリーを消費するので、水分とすぐに食べられるおやつも持っていく
  • 疲れや痛みはケガのもと。体に違和感を持ったら無理をせず、5分ほど休憩して

また、周囲の環境・人に迷惑や危険を及ぼさないために、以下の対策も行ってくださいね。

スラックラインをするときに行うべき周囲への配慮
  • 公共の施設、屋外で行うときは他の利用者の迷惑にならないよう意識する
  • 必要ならば公園や施設の管理者に概要を説明し、許可を得た場所でのみセッティングする
  • 支点となる木や建物を傷めないよう、スポンジやツリーウェア、不要なカーペットなどを巻き養生したうえでセッティングする
  • ウェビングが外れ、パーツが飛ぶなどして第三者をケガさせないよう、しっかり安全確認したうえでセッティングする

おわりに:楽しく、効率的に体を鍛えられるのがスラックラインの特徴

ウェビングと呼ばれるベルトの上を渡り、パフォーマンスをして遊ぶスラックラインは、特に体幹と下半身の筋力を必要とするスポーツです。他のスポーツでは使わない筋肉を刺激し、高い集中力とバランス感覚もないと落下してしまうため、体の機能維持と向上・精神な安定や強化にも有効的と考えられています。

自身と周囲の人への安全に十分に配慮したうえで、楽しみながら健康効果を得てくださいね。

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