八ヶ岳は南北に分かれる大火山群!冬登山の銀世界も人気

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山梨県から長野県にかけて連なる八ヶ岳は、日本有数の大火山群です。

今回は登山スポットとしての八ヶ岳の概要と魅力、登山する場合の難易度難易度、登山の技術レベルや季節に合わせたおすすめの楽しみ方などと一緒に、紹介していきます。

八ヶ岳で山歩き!2つの魅力


本州のほぼ中央を、縦断するように走る大地溝帯。これに沿い、山梨県から長野県にかけて稜線が南北におよそ30㎞、裾野は東西におよそ15㎞にかけて連なるのが八ヶ岳です。

20以上の山々が峰を連ねるなかで、主峰となるのは標高2,899m、日本百名山のひとつにも数えられる赤岳(あかだけ)。
山肌が赤茶色であることから、この名がついたと言われている山で、頂上からの絶景だけでなく季節・日の当たり方によってさまざまな山姿も楽しませてくれます。

また八ヶ岳の山域はほぼ中間の地点となる夏沢峠を境に南北に分けられていて、以南を「南八ヶ岳」または「南八ツ」、以北を「北八ヶ岳」または「北八ツ」としています。

南八ヶ岳の特徴

  • 最高峰の赤岳をはじめ権現岳(ごんげんだけ)、横岳(よこだけ)、阿弥陀岳(あみだだけ)など高く険しい山々が連なるエリア
  • 規模は少し小さいものの、日本アルプスに匹敵するほどの登山や絶景を楽しめるとされる

北八ヶ岳の特徴

  • おだやかな山並みが広がるエリア
  • 険しさと標高の高さを誇る南八ヶ岳とは対照的で、針葉樹に囲まれた湖や、高原の景色を楽しめるのが特徴

南八ヶ岳はスリル大!体力に自信のある人向け


ここからは南八ヶ岳と北八ヶ岳、登山スポットとしてのそれぞれの魅力や特徴を、より詳しく見ていきましょう。

標高が高く険しい南八ヶ岳では、鋭い岩峰や急勾配が多いのが特徴。
ただ勾配を歩くだけでなく、山頂までには鎖を伝って岩の上を歩く鎖場がある他、梯子やクライミングスキルを使って岩場を登る必要にも迫られます。

このため南八ヶ岳は、かなり難易度の高い登山スポットだと言えます。
体力や筋力に自信のある人、登山経験豊富な人なら、しっかりとした手ごたえとスリルを感じながらの登山を楽しめるでしょう。

なかでも、南八ヶ岳の最北に位置する硫黄岳(いおうだけ)は、南八ヶ岳の山々の特徴を備えた代表的な山です。

一見すると山肌はなだらかですが、その南北両側にはかつての火山噴火で崩れ、鋭く切れ落ちた爆裂火口の跡があります。
さらに山頂付近では南北八ヶ岳のほぼ全域、そして南アルプス、北アルプスまで広範囲にわたる絶景に加え、春から夏にかけては一面に咲き誇るコマクサの花を見ることも可能。

可憐な花と山頂からの絶景、そして火山噴火の跡という自然の美しさ・荒々しさの両方を一緒に楽しめるのは、南八ヶ岳の大きな特徴と言えるでしょう。

北八ヶ岳はロープウェイでのんびり山登りも楽しい

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対して、なだらかな峰を持つ北八ヶ岳では、ゆったりと歩きながら針葉樹の森や湖、沼、草原の絶景、ここで暮らす動植物の姿を楽しむことができます。
そんな北八ヶ岳の魅力を存分に楽しめる代表的な山が、北横岳とにゅうの2つです。

北横岳の概要・特徴

  • 標高2,480m、山頂から日本あるお薄の山々や蓼科山(たてしなやま)、浅間山、霧ヶ峰などをのぞむ絶景を楽しめる山
  • 北側には七ツ池、亀甲池、双子池、雨池などの美しい湖と森が点在している

にゅうの概要・特徴

  • 標高2,352m、頂上に至るまでに針葉樹の原生林や白駒池、苔の森のおだやかな絶景を楽しめる山
  • 登山初初心者でも、短時間で北八ヶ岳の魅力を楽しめるとされる

なお、北八ヶ岳にはロープウェイも設置されています。ロープウェイ「山頂駅」から登れば、北横岳の頂上まで1時間ほどで登頂することができます。
北八ヶ岳なら体力にちょっと自信がない人、まだまだ登山を始めたばかりの初心者でも、安心して登山や絶景を楽しむことができるでしょう。

北八ヶ岳ロープウェイ

北八ヶ岳の登山シーズンのおすすめは?


比較的穏やかで登山の難易度の低い北八ヶ岳では、一般的な登山シーズンである春から秋に加えて、冬にも登山を楽しむことができます。
このため、北八ヶ岳の登山シーズンは雪の有無で区別されることが多く、6月上旬~10月下旬を無雪期、11月~5月くらいまでを積雪期とします。

登山初心者におすすめなのは、若葉萌ゆる6月から山が生命で活気づく8月にかけて。
木々の新緑やかわいらしい高山植物の花を楽しめるうえ、涼しく過ごしやすいので、比較的軽装で登ることができます。

また、三条の湖周辺のナナカマドやダケカンバの紅葉を楽しめるのは9月~10月半ば。
雪山装備を持たず、軽装で北八ヶ岳の秋の絶景を楽しみたいのなら、雪が降り始めるまでに入山しましょう。

その年によって差がありますが、八ヶ岳は早ければ10月中旬、遅くとも11月下旬には雪が降って積雪期に入ります。
積雪期の八ヶ岳に入るには、雪山の装備が欠かせません。冬の八ヶ岳には雪山に登った経験がある、または雪山登山に必要な知識・技術を持つ人と一緒に入るようにしてください。

八ヶ岳は冬登山は銀世界が見どころだけど注意も必要!

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11~5月までの冬の八ヶ岳では、この時期にしかない絶景を堪能できます。雪が作り出す一面の銀世界と冬景色は、他の季節には見ることのできない特別なものです。

ただし、冬には春から秋の登山に比べ雪崩や低体温症、滑落による事故・ケガのリスクが高くなるのも事実です。

八ヶ岳の冬登山に挑み、この時期ならではの絶景を安全に楽しみたいなら、雪の状態や天候に合わせ以下の装備を準備してくださいね。

冬の八ヶ岳登山に必要な装備
10本爪のアイゼン、ヘルメット、ピッケル、冬用のアウターと登山靴、目だ志望、アウターグローブとインナーグローブ、サングラスまたはゴーグル

おわりに:季節を変えて何度も登って、八ヶ岳の魅力を堪能しよう!

日本有数の大火山帯・八ヶ岳は、夏沢峠を境に高く険しい南八ヶ岳、比較的なだらかで森や湖の景色を楽しめる北八ヶ岳に二分されています。岩場もあり、難易度の高い南八ヶ岳では登山らしい手ごたえと山頂での絶景を、ロープウェイが設置され初心者でも歩きやすい北八ヶ岳では、穏やかな森林や湖畔風景を楽しむことができます。まあ、年間を通じて入山できるため季節による違いを楽しめるのも大きな魅力。ぜひ何度も訪れてくださいね。

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