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蕎麦が体に良いといわれているのは、どうして?

グルメでケア
この記事は約4分で読めます。

手軽においしく食べられる蕎麦ですが、栄養豊富で体に良い食べ物とされていますよね。

今回は蕎麦が体に良いと言われる理由を、蕎麦に含まれる栄養成分と期待できる健康効果、栄養面から見ておすすめのトッピングと一緒に解説します。
旅先のグルメやお取り寄せを楽しむときの参考にしてください。

蕎麦に含まれる栄養と期待できる健康効果は?

蕎麦に含まれる代表的な栄養はタンパク質、食物繊維、ビタミン類、ルチンの4つです。

それぞれの特徴と、摂取することによる健康への効果について、以下から見ていきましょう。

蕎麦の栄養:タンパク質

人間の生命維持に欠かせない三大栄養素のひとつ、タンパク質。
蕎麦にはタンパク質のうち、人間の体内で生成できないリジン、アルギニンなどの必須アミノ酸が豊富に含まれているのです。

その質は牛乳とほぼ同じくらい高く、体の成長や回復を助ける作用が期待できます。

蕎麦の栄養:食物繊維

食物繊維は、正常なリズムでの排便に欠かせません。
蕎麦には、悪玉菌や有害物質を排除して腸内環境を整える作用のあるヘミセルロースという食物繊維が白米の2.5倍も含まれています。

蕎麦の栄養:ビタミン類

蕎麦には脂肪や糖の代謝を助けるビタミンB1とB2、そしてビタミンEが豊富です。

ビタミンB1、B2の健康効果
疲労回復、皮膚や粘膜を強化しての免疫力アップ、疲労回復、体力増強、食欲増進、イライラなど
ビタミンEの健康効果
老化予防、美肌効果、肝臓の疾患予防、がん予防 など

とくにビタミンB群の含有量は、白米の4~5にもなると言われています。

蕎麦の栄養:ルチン

ポリフェノールの一種であり、ビタミンPに分類されるルチンは、穀類のなかで蕎麦だけが他乳する栄養だと言われています。

蕎麦を食べ、ルチンを摂取することで得られる健康効果の例は以下の通りです。

  • 血管を丈夫にする
  • 細胞を劣化させる活性酸素を除去し、老化を防ぐ
  • 血液をさらさらにし、血圧を下げて全身の血行を良くする
  • 高血圧や糖尿病、高脂血症などの生活習慣病予防
  • 血管が詰まって起こる動脈硬化、心疾患、脳疾患の発症予防
  • 肝臓を保護し、脂肪がつくのを阻害して脂肪肝を予防する
  • 脳を活性化し、脳の萎縮や細胞死滅で起こる認知症を防ぐ

蕎麦は、健康にも美容にも良い成分を豊富に含んだ栄養価の高い食べ物といえるでしょう。

蕎麦の効果を高めるトッピングはどんなもの?

蕎麦の健康効果を高め、栄養バランスを良くしてくれるおすすめのトッピングとしては、以下が挙げられます。

おすすめトッピング1:大根おろしやすだち

大根おろしとすだちに含まれるビタミンC、すだちの酸味のもとであるクエン酸には、蕎麦がもつ栄養の吸収を助ける作用があります。

おすすめトッピング2:卵

ビタミンDが豊富な卵と一緒に食べると、体内に入ってから蕎麦に含まれるタンパク質の合成を助け、筋肉の修復を促してくれます。

おすすめトッピング3:野菜のかき揚げ

ルチンは油分と一緒に摂ると吸収率が良くなるとされます。血管を丈夫にしたい、血流を良くしたいと考えているなら、タマネギが入った野菜のかき揚げがおすすめです。

おすすめトッピング4:きのこ類

きのこ類に含まれるβグルカンは、蕎麦のもつ免疫力アップ効果をさらに強くしてくれます。舞茸やしめじ、なめこなどをトッピングし、きのこ蕎麦にしてみましょう。

おすすめトッピング5:わかめ

蕎麦に含まれるヘミセルロースは水に溶けない不溶性食物繊維ですが、わかめには水に溶ける水溶性食物繊維が豊富にふくまれています。

同じ食物繊維でも、不溶性と水溶性では作用が異なります。蕎麦にわかめをトッピングして摂取すれば、より高い便通改善効果が期待できるでしょう。

おわりに:蕎麦は栄養価が高く、健康にも美容にも効果的な食べ物!

人間の生命維持に欠かせないタンパク質の他、不溶性食物繊維とビタミン類、ポリフェノールの一種ルチンまで含有する蕎麦は、非常に栄養価の高い食べ物です。このため、摂取すれば疲労回復や他長改善、免疫力アップ、便通改善、老化予防、美肌など幅広い健康効果を得ることができるでしょう。なお、トッピングを変えることで蕎麦から得られる栄養価をさらに高めることができるので、本記事を参考に組み合わせを考えてみてくださいね。

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