ネギの栄養は種類によって違うの?

ネギのイメージ画像お野菜辞典
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ネギには青ネギと白ネギがあり、風味や栄養が違います。昔から東日本では白ネギ、西日本では青ネギを使うことが多かったですが、最近は流通の発展で以前に比べて地域差が少なくなってきていますし、通販でも購入できることから、使い分けてみたいと思ったことがある人もいるのではないでしょうか。
今回はネギの種類別の栄養や食べ方の違いについて、食材大辞典としてまとめました。

青ネギと白ネギで栄養に違いはあるの?

ネギは、一般的に東日本に多い淡色野菜の白ネギ(根深ねぎ)と、西日本に多い緑黄色野菜の青ネギ(葉ねぎ)に大きく分けられ、次のような特徴を持ちます。

白ネギ
  • 土をかぶせて日光に当てずに育てた白い部分が多いネギ
  • 甘みがあり煮込や焼き物に向いている
  • おもにビタミンC、βカロテン、カルシウムなどの栄養素が含まれる
  • 青ネギに比べてネギ特有の臭いもとであるアリシンが多い
  • アリシンには、疲労回復に役立つビタミンB1の吸収を高める働きがある
青ネギ
  • 土を盛らずに育てることで、根本まで青いネギになる
  • 香りがよく、細かく刻んで炒め物や生のまま薬味に使われることが多い
  • 青ネギは、ビタミンC、βカロテン、カルシウムといった栄養素の含有量が白ネギを上回る
  • ネギの青い部分に含まれている粘液には免疫力を上げる効果が期待できる

ネギを選ぶときや保存するときの注意点は?

ネギを選ぶとき、保存するときは以下のポイントに気をつけましょう。

選び方

白ネギ
  • 白い部分が締まっていて弾力があり、重みを感じるものを選ぶ
青ネギ
  • 葉先までピンととがって鮮やかな緑色の物を選ぶ。色が濃い方が栄養価は高い

保存方法

白ネギ
  • 乾燥しないようラップに包み、なるべく立てて冷蔵庫の野菜室で保存する
  • 泥つきのものは濡らした新聞紙にくるみ涼しい場所に置いておくだけでも日持ちする
  • カットしたものは水にさらし辛みを抜いてよく水切りをし、タッパーに入れて冷蔵保存する
青ネギ
  • 濡れた新聞紙などで包んでから袋に入れ、なるべく立てて冷蔵庫の野菜室で保存する
  • 細かく刻むなどして保存する場合は、そのままタッパーに入れ冷蔵保存する
  • 大量にある場合は、使う用途に合わせて切りラップに使う分ずつ小分けして冷凍すれば、煮物や汁ものなどで使える

ネギを料理するときのコツは?

ネギは料理方法によって楽しみかたが違ってきます。美味しくネギを楽しむために、料理をするときは以下を参考にしてください。

生(薬味)
  • 青ネギはそのまま刻んで柔らかさやきれいな緑の色と香りを活かす
  • 白ネギはできるだけ細くこまかく切り辛みを抑える。それでも辛ければ水にさらすか、さらした後に強めに絞る
煮物
  • 煮物には加熱すると甘みが増し柔らかくなる白ネギが合う
  • 大きい薄い斜め切りにすると、柔らかく食べやすくなる
焼き物
  • 焼き物も白ネギの方が扱いやすく美味しい
  • 中身がばらけないように筒切りにし、繊維質の多い外側に2~3cm間隔で隠し包丁を入れておくとよい
和え物
  • 彩りと香りから、和え物には青ネギがよく使われる
  • 肉質が薄いのでしっかり下まで包丁を入れて茹でる
  • 白ネギは斜め薄切りにして柔らかくするか、ぶつ切りにして4つ割りしシャキシャキ感を出す
炒め物
  • どちらもみじん切りにしてチャーハンなどに入れるといい香りが出る

おわりに:全体的に青ネギの方が栄養素の含有量は多く、白ネギにはアリシンが多く含まれます

ネギには白ネギと青ネギがあり、ビタミンC、β-カロテン、カルシウムなどを含みますが、全体としてその含有量は青ネギが大きく上回っています。また、ネギの青い部分の粘液には免疫力を上げる効果もあります。一方、白ネギにはネギ特有の臭いのもとであるアリシンが多く含まれ、疲労回復効果を持つビタミンの吸収を助ける力が上回っています。

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